映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2005-09-13 ボスを忘れてた!

gakus2005-09-13

 昨日「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」について書きました、音楽面での肝心の人について触れていないことに気づいたので追記。もちろん、御大ジェームス・ブラウンです。

 この映画でJBの楽曲は2曲使われている。前半、犯罪組織の顔役らしき男が現れるちょっとまえ、『THE BOSS』が流れてくる。嵐の前の静けさのようなクールなグルーヴが、メチャクチャかっこいい。そして大金争奪戦が過熱するクライマックスでは『THE PAYBACK』。“金返せ!"という威勢のいいフレーズが、物語の展開にマッチして、なんだか笑ってしまう。あの声でシャウトされたら、謝って金を返すしかなさそうである。

 それにしても、JBの曲はダウンタウンの風景にマッチするから不思議。1970年代の売れたソウルは、いささか乱暴な分類ではあるが、大別してアーバン系とディスコ系に2極化していった向きがある。いずれにしても都会的で、それなりのオシャレ感が当時はあったが、対してこの時代のJBのナンバーはダウウンタウンの感覚に近いので、「ロック、ストック…」のような映画にもピッタリくる。現在のヒップホップ系アーティストからリスペクトされているのは、ここら辺に理由があるのではないだろうか。

 ジャケは『THE PAYBACK』収録、1973年の同名アルバム。これはジンワリくるダメ・ジャケ。

muramura 2005/09/20 23:27 タイトルの「ボス」という言葉から、どこかにスプリングスティーンの言及があるはずと思い込み、4回も読み直してしまいました……。ソウルがない自分を反省。

gakusgakus 2005/09/21 09:15 あははは、期待に応えられず、すみませんです。ボスといえば、やはりそちらを思い浮かべますよね。