映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

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2005-12-26 悪い種子のための音楽

gakus2005-12-26

 いつ日本公開されるのか気になっていた「ウェス・クレイヴン’s カースド」が、漸く2006年3月に日本公開されることに。ホラー界の鬼才ウェス・クレイヴンが、「スクリーム」シリーズの脚本家ケビン・ウィリアムソンと久々にコンビを組んだ狼男ムービーです。

 満月の夜に得体の知れない生物と遭遇したことから、車の転落事故に巻き込まれた姉(クリスティーナ・リッチ)と弟(ジェシー・アイゼンバーグ)。その日から彼らの身に不気味な力が宿り、狼人間の呪いがかけられたことを知る…というお話。古典ホラーをベースにしながらも、主人公たちの身近に潜む狼人間の親玉が明かされるミステリアスな後半の展開は「スクリーム」の犯人探しに通じるものがある。

 さらにウィリアムソンらしいのは、高校生である弟のオタクでルーザー・タイプのキャラクター。いじめられっ子でいつもオドオドしている彼が、狼の呪いのおかげでワイルドに変身してしまうという展開は、わかっちゃいても拍手喝采。で、この坊主の部屋には、いろいろポスターが貼られているのだが、ベッドサイドでひときわ目立っているのがニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズのもの。やはり、この人のダークなサウンドはオタク向きなんですかね。残念ながら、この映画ではニック・ケイヴのナンバーは使われていないが、「スクリーム3」で使われていたことを思い出し、きっとウィリアムソンは好きだったんだろうなあと推測。

 劇中には冒頭にボウリング・フォー・スープなる太っちょバンドが登場して演奏していたり、デジ風のナンバーが使われていたりしていたが、正直よくわからなかったので、ジャケは2001年リリース、NICK CAVE & THE BAD SEEDS『NO MORE SHALL WE PART』。このころのポスターだな、と思ったのはロゴの字体が一緒だったから。