映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2006-01-16 殺伐デジタル・ビート

gakus2006-01-16

 「エクソシスト・ビギニング」以来音沙汰のなかったレニー・ハーリン監督の、2004年のサイコスリラー「マインドハンター」が漸く2月に日本公開される。

 孤島でプロファイリングの演習をすることになったFBI候補生たちが、何者かによって次々と殺されていく。犯人はこの中にいるようだが、さあ誰か?というミステリー仕立て。ハーリンだから多少粗さもあるものの、惨殺の模様をイチイチ丁寧に見せてくれるコダワリのバイオレンス描写は好感度大。愛すべき過剰さでした。

 映画には「ディープ・ブルー」に続いてLLクールJが出演していたが、彼のラップはナシ(その代わり、演習を視察にきた謎めいた刑事役でいい味を出している)。登場人物の奔走シーンではデジタル風のサウンドがよく鳴っていた。が、自分が知っていたのはCURVEの『HELL ABOVE WATER』ぐらい。ノイジーなギターリフと早急なビートが何とも殺伐としているナンバーだが、これがデカい音で映像に重なると緊迫感は嫌でも盛り上がる。シンプルで物量的な演出法に醍醐味があるハーリン演出の駒として、うまく機能しているのではないでしょうか。

 エンドクレジットによると、この他、有名なところではMAROON 5、US3あたりが使われていた模様。

 ジャケはCURVEの同曲を収録した2001年のCURVEのアルバム『GIFT』。来日公演を観たのはもう14年も前になるのか…。

マインドハンター [DVD]

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