映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2006-06-30 Roll Over DJ!

gakus2006-06-30

 ジョン・カーペンターが1980年に製作した同名ホラーの、2005年のリメイク版「ザ・フォッグ」の日本公開が、7月下旬に急遽決定。

 とある島の町に突如、濃霧が立ち込め、そこから百年前の怨霊が現われ、町の人々を次々と殺害する…という基本プロットはカーペンター版を踏襲しているが、オリジナルが霊の出現時間帯を深夜0時〜1時と限定していたのに対し、こちらはシバリなしなので散漫になった印象がある。女優のエロ度はアップしたが…。そういえば主要キャラの名前はオリジナルとほぼ一緒。オリジナルで当時カーペンター夫人だったエイドリアン・バーボーふんする灯台ディスクジョッキー、スティーヴィー役を、今回は「ヘルボーイ」のセルマ・ブレアが演じている。

 で、このスティーヴィー、“流行の音楽を聞き飽きたあなたに”などとマイクに向かって話しつつ、マイセレクトの音楽をガンガンかけてくれるのだが、OK GOあたりはともかく、FALL OUT BOYなんて売れてる方なんじゃないの?などとツッコミたくなる選曲。MORNIGWOODも微妙なラインだよなあ。いっそ、1970年代の一聴してオールド・スタイルとわかるナンバーをセレクトにしてくれた方がよかったような。

 ジャケはジャミロクワイ/JAMIROQUAI、昨年リリースのシングル『FEELS JUST LIKE IT SHOULD』。これなんかは、いかにも流行モノという感じだが、実際に聴くと古き良きファンク・ロックのテイストで、ジェイ・ケイのボーカルもいつになく唸っていてオールド・ファッションな空気が強い。この曲を劇中で聴いたおかげで、先のような感想を抱いた次第。そういえば、セルマはCDではなくアナログをターンテーブルに乗っけていた。