がんばれジェイソン

　ジェイソン・ステイサム主演のアクション「CRANK」が先週末の全米興行収入チャートで第２位にランクイン。「トランスポーター２」のナンバーワンに続いて、なかなかの好成績。今やアメリカでも人気スターのステイサムさんでありました。

　今年「トランスポーター２」で来日した際、ステイサムに取材させていただいた。この人への取材は実は２度目で、今回は「ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ」で来日した数年前以来だったのだが、現在でも駆け出しだった当時とまったく変わらない気さくなお兄ちゃんで、とても好感が持てた。写真撮影用のスラックスを持参しておらず、ホテルからスラックスを借りたらサイズが合わなくてボタンがはめられない…と、スーツの下の下半身プチオープンで苦笑する姿はスターにしては油断もスキもあり過ぎる。

　でも、こういう人だからこそ応援したくなります。「コラテラル」「ピンクパンサー」などのメジャー・スタジオの作品では、さすがにまだ脇役扱いだが、「CRANK」のヒットで状況が好転するかも。ちなみに取材では「CRANK」についても語っていたが、本人はそれなり自信作の様子。早く日本公開して欲しい。

　ジャケは、その「CRANK」のアメリカ版トレーラーで鳴っているFATBOY SLIM『RIGHT HERE RIGHT NOW』のシングルCD。1999年リリース。