映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

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2007-06-13 ふたりはひとつ

gakus2007-06-13

 豪華キャスト共演が売りの人気シリーズ第3弾『オーシャンズ13』(8月公開)は、オールスター隠し芸大会みたいでユルユルだった前作より、はるかに楽しめた。ジュリア・ロバーツキャサリン・ゼタ=ジョーンズなどの綺麗どころのレギュラーがいなくなったおかけで、ジョージ・クルーニーブラッド・ピットら野郎同士の悪だくみの楽しさが前面に押し出されている。話的にも今回はアル・パチーノふんするホテル王に、土地を騙し取られた仲間(エリオット・グールド)の敵を討とうと、オーシャンと仲間たちがチームプレイで奮闘する話。これまた前作とは異なり、ドラマが一定の方向に向かっているので素直にアツくなれた。

 前作ではレッド・ツェッペリンの歌詞がセリフで引用されていたが、今回もありました。U2の『TWO HEARTS BEAT AS ONE』。病にふしてしまったグールドに、仲間のひとり、ドン・チードルが励ましの手紙をいつも書いているのだが、その一通の文面に“ふたつのハートはひとつ"みたいなことを書いていて、読んでいたグールドは“カンベンしてくれよ…"みたいな顔で呆れるシーンがある。この辺も、それぞれの温度差次第でクサいセリフを好んだり、また嫌ったりする野郎同士の間柄を思わせる。

 ジャケはこの曲のシングルで国内盤7インチ。確かアルバム『WAR』収録のバージョンをエディットしていたはず。

オーシャンズ13 特別版(2枚組) [DVD]

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