映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2007-07-02 意地悪な鼻歌

gakus2007-07-02

 前回のエントリーでもちらっと触れた、スティーブン・スピルバーグ製作、マイケル・ベイ監督の『トランスフォーマー』(8月公開)について改めて。

 1980年代に日本のオモチャ→アメリカへ輸出、アニメ化→日本でもアニメ化…という複雑な人気の流れをたどった、あのトランスフォーマーの映画化で、ベースはスピルバーグの言うとおり“少年と車”の話。どこにでもいそうなフツーの高校生(シャイア・ラブーフ)が、親から車を買ってもらったら、その車が実はバンブルビーという名のトランスフォーマーで、この男の子は善と悪のトランスフォーマー間バトルに巻き込まれることに。

 このバンブルビー、トランスフォーマーの中で唯一言葉が話せない、という設定。しかし、車の状態でいるときのバンブルビーは、話す代わりに勝手にカーラジオから鼻歌でも歌うかのように音楽を流す。シャイアが好きな女の子を送っていこうとして必死に話しかけていると、ザ・カーズの「DRIVE」がかかり“Who's gonna drive your home tonight?"と、流れてくる。これにシャイアが慌てふためくと、今度はマーヴィン・ゲイ「Sexual Healing」で、赤面するような歌詞が流れて、またまたシャイアを慌てさせ、女の子がプイッと帰っていこうとすると曲は変わって“Baby come back"というフレーズ(これは誰の曲かわからなかった)とたたみかけるように流れてくる。ここはさすがに笑った。バンブル君、なかなか冷やかし上手でした。

 ジャケは1984年リリース、THE CARSのシングル(英盤)「DRIVE」。