映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

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2007-07-11 一寸先は大洪水

gakus2007-07-11

 『ブルース・オールマイティ』の続編『エバン・オールマイティ』の日本公開が急遽9月に決定し、いそいそと試写へ出かける。今回はジム・キャリーは出演しておらず、『40歳の童貞男』のスティーブ・カレルが前作で演じたニュースキャスター、エバンが主人公。下院議員に当選した彼が、モーガン・フリーマンふんする神様と出会い、言われるままにノアの箱舟を造るハメになるのだが、そんな彼の行為は周囲の人間には奇行にしか写らない。果たして大洪水はやってくるのか? 芸達者なカレルの妙演は楽しいし、主人公と家族のエピソードもハートフルでよろし。

 音楽は、オープニングでいきなりCCRの『雨を見たかい』がかかるが、舞台のワシントンは雨どころか晴天続きという皮肉。で、“世の中を変えよう”とばかりに箱舟造りに精を出すシーンではビートルズの『REVOLUTION』(の誰がやってるかは知らんが、とにかくカバー)をフィーチャー。笑ったのは、それまでスーツを着ていたエバンに神様が聖書時代の衣服をプレゼントするのだが、これ以外を着て出かけると全裸になってしまうシーン。ここでかかるのがZZ TOPの『SHARP DRESSED MAN』というオチ。ジャケはこの曲のシングル、1984年リリース。そういえば、エバンは箱舟を造るうちにどんどんヒゲも伸びて(剃ってもすぐ伸びる)、この人たちみたいになってました。

 さらにオチ。試写が終わったら宣伝の方がいきなり、“この映画、公開中止になっちゃいました”と…。90分前はそんな気配はまったくなかったのだが。一寸先はわかんないもんだ。