映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2007-07-13 やっぱ傑作かも

gakus2007-07-13

 3月2日のエントリーでふれたサミュエル・L・ジャクソンクリスティーナ・リッチ主演の『ブラック・スネーク・モーン』。改めて字幕付きで見直したら、実はこれは傑作なのでは…という気がしてきた。

 お話の内容は先のエントリーを参照していただくとして、サミュエル・L・ジャクソンのキャラもいいんだけど、クリスティーナ・リッチふんするセックス依存症のヒロインと、その恋人で騒音恐怖症の軍人(ジャスティン・ティンバーレイク)の物語としてみると、いっそう味わいも深まる。心に潜む悪魔と戦う恋人たちは、それぞれの問題を克服するために、たがいを必要としている。そこにはラブストーリーがしっかり成立しているのであります。

 クリスティーナ・リッチが子守唄のように歌うカントリー・ブルースの定番曲「THIS LITTLE LIGHT OF MINE」がイイ。“Let it shine, let it shine〜"のフレーズを聞くと、なんだかジーンときてしまう。

 サミュエル・L・ジャクソンふんするブルースマンは、そういう意味では導士的存在。寓話に出てくる魔法使いみたいだ。ポスター絵の変態的キャラとはエラく印象が異なる。

 この映画、冒頭と途中で、ブルース界の大物SON HOUSEのフッーテジが挿入される。ここで語られる言葉を覚えておくと、映画の味わいが深まる。

 ジャケは、そのSON HOUSEの編集盤『REVISITED』。ここでは彼による「THIS LITTLE LIGHT OF MINE」が聴ける。ちなみにこの曲、最近出たBRUCE SPRINGSTEENのライブ盤でもカバーされていた。