映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2007-10-22 23歳の放蕩男

gakus2007-10-22

 本日よりLA出張。機内で『40歳の童貞男』のジャド・アパトウ監督の新作『KNOCKED UP』を見たが、これがまたまた面白い。事故の賠償金で暮らし、仲間とともに、映画の中のスターのヌードを検索できるサイトを立ち上げようとしている23歳の独身男と、女性TVキャスターが意気投合して一夜を共にするが、8週間後に妊娠が発覚。中途半端にいいヤツである男は女に産んで欲しいというものの、大人になれないダメ男ゆえ、彼女に愛想をつかされそうになり…というお話。

 笑える描写は多いんだけど、いちばん笑ったのは主人公の男の仲間のひとりにヒゲ面のヤツがいて、こいつがしょっちゅうヒゲ馬鹿にされていて“陰毛顔”“アルカイダ”“原始人” だのとからかわれる。それはともかく、リアリティを感じさせるダメ人間描写は今回もいい感じです。

 既成曲はかなりたくさん使われていて、知らないものも多かったが、今回もオールドスクールロックナンバーも多くてホッとした(笑)。運命セックス・シーンではB-52'sの“ROCK LOBSTER”、ヒロインが妊娠検査薬を大量に買い込み、片っ端から使ってみるシーンでは(なぜか)THE CLASH“POLICE ON MY BACK”、そしてカップルで産婦人科をめぐり歩いたり、お産の準備にあたるなどのコラージュの場面では、HAIRCUT 100LOVE PLUS ONE”をフィーチャー。アメリカではそれほど有名じゃない、ヘアカットのこの曲がハリウッド映画で聴けるとは思ってもいなかった。

 ジャケはそのHAIRCUT 1001982年リリース、同曲のシングルUK盤。日本でリリースされたときは“渚のラブ・プラス・ワン”という邦題がついていた。