映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

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2007-12-26 ブタでもいいじゃない

gakus2007-12-26

 クリスティーナ・リッチ主演、リース・ウィザースプーン製作・共演の『ペネロピ』(2月公開予定)は、ユーモラスなファンタジー。一族にかけられた呪いのせいで、豚の鼻を付けられてしまった少女ペネロピの数奇な人生を描いている。

 良家の生まれながら、豚鼻のせいで外出もできず、友達もいないまま大人になったペネロピクリスティーナ・リッチ)。呪いを解くには、良家の子息に永遠の愛を誓わせることが必要だった。かくしてペネロピは何度もお見合いをするのだが、見合い相手は彼女の顔を見るなり逃げ出してしまう。結婚は無理と諦めていた矢先、彼女の鼻に動じない青年(ジェームズ・マカヴォイ)と出会うが、彼には二重、三重の秘密が…。現代のおとぎ話というべきストーリー。タッチはコミカルで笑えるんだけど、結末はジンワリと感動できる。クリスティーナ・リッチは豚鼻付けてるけど、そんなに醜くなく、むしろかわいいのはやっぱり元が良いからか。正直、期待していなかったんだけど、これは意外な拾い物でした。

 音楽的な主役は、何といってもエンディングで延々フィーチャーされるSIGUR ROSの“HOPPIPOLA”。「カノン」的なリフレインが印象的で、結末をグングン盛り上げ、情感にダイレクトに訴える。この映画に恋した人は、きっとこの曲も好きになるはず。

 というわけで、“HOPPIPOLA”のシングル、2005年リリース、のジャケを。

 それにしてもジェームズ・マカヴォイの最近の活躍ぶりは凄い。『ナルニア国物語』のタムナスさん以降、『ラストキング・オブ・スコットランド』で主役を張ったのは記憶に新しい。さらに2008年の日本公開作では本作以外に、キーラ・ナイトレイ共演の『つぐない』、アン・ハザウェイ共演の『ビカミング・ジェーン』、アンジェリーナ・ジョリーと共演する『ウォンテッド』と、ほとんど美女キラーと化している。来年は大化けの可能性大。