映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

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2008-11-14 死神007

gakus2008-11-14

 ジェームズ・ボンド・シリーズ最新作『007/慰めの報酬』(1月公開)の主題歌は、THE WHITE STRIPESのJACK WHITEとALICIA KEYSの異色デュエット曲”ANOTHER WAY TO DIE"。左はUK盤シングルの画像です。個人的には最近の007シリーズの主題歌はイマイチ…と思っているんだけど、今回はまあまあかな。地平線が女体の曲線のごとくうねり、そこにボンドが現れる、007ならではのポップ・アート風オープニングクレジットに、とりあえず美しくハマっている。

 しかし映画の中身は文句なし! お話は前作『カジノ・ロワイヤル』の続きで、前作で死んだヒロイン、ヴェスパーが属していた組織を追って、ボンドが復讐のために奔走を繰り広げるのだが、話的にまったく無駄がなく、それでいてアクションは冒頭の断崖カーチェイスからして凄まじい。前作からしてそんな気はしたけれど、ジェイソン・ボーン・シリーズの影響が多分にあるのかも。それでも、協力した者のほとんどか命を落とすというボンドの疫病神的な存在感にオリジナリティを感じさせる。ボンドがヒロイン(オルガ・キュリレンコ)とベッドインしない点や、前作を見ていないと話の筋がわからない点を含めて、シリーズでは異色作か。