映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

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2010-01-22 ガンボ!

gakus2010-01-22

 前回のエントリーからニューオリンズ繋がりで。このところデジタル一辺倒だったディズニーが久しぶりに手描きで作り上げたアニメーション『プリンセスと魔法のキス』(3月公開)も、これまたニューオリンズが舞台となっている。

 1920年代、亡き父の遺志を継ぎ、自分のレストランを持つために必死で働く女の子ティアナ(声は『ドリームガールズ』のアニカ・ノニ・ローズ)は夢の実現まであと一歩に迫るも、思わぬ障害が。折しも街はカーニバルが近づき、ジャズの大好きな某国の王子がやってくるが、この王子が邪悪な魔術師によってカエルに姿を変えられてしまう。キスで元の姿に戻ると訴える王子は偶然出会ったティアナにレストランを持たせると約束し、キスをしてもらう。だが、それによって逆にティアナもカエルに変身してしまい…。『アラジン』の名コンビが監督を手掛けているので、物語はユーモアとアドベンチャーの面白さが融合した良質の娯楽作に。最近アニメはCGばかり見ているせいか、こういう作品を見ると何だかホッとする。

 ランディ・ニューマンによるミュージカル・ナンバーはニューオリンズ特有のジャズ〜ソウルを踏まえていて、これまた愛すべき作り。しかも街並みで歌われる”DOWN IN NEW ORLEANS"はニューオリンズの重鎮Dr. Johnが歌っているのたがら嬉しくなる。独特のミドルテンポのリズムに乗った、いぶし銀のボーカルがとても気持ち良い。土臭さを感じさせると同時に、聴く人をハッピーにする。無性にマルディグラに行ってみたくなるぞ。

 "DOWN IN NEW ORLEANS"は今のところサントラのみの収録。とりあえずジャケはドクター・ジョンの現時点での最新作『CITY THAT CARE FORGAT』、2008年リリース。この人、今年で70歳になるんだと。

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