映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2010-04-05 隣人ジャッキー

gakus2010-04-05

 前回のエントリーでふれた『ベスト・キッド』のリメイク版の前に、ジャッキー・チェン主演作の公開が予定されている。『SPY NEXT DOOR』(原題・6月公開)がそれ。

 ジャッキーがふんするのは、普段は風采の上がらないセールスマンだが、実はCIAに出向している中国の敏腕スパイ。アメリカの郊外の生活に溶け込み、隣家のシングルマザーとの再婚を機に引退しようとしていたまでは良かったが、彼女の連れ子3人がまったくなついてくれない。”あんなダサいパパはイヤ”とばかりに、子供たちはジャッキーに宣戦布告。折しも、脱獄したテロリストが陰謀を企て、ジャッキーはこちらとも戦わねばならなくなる…。ファミリー・コメディー風で、久々にジャッキーらしい陽性の作品に。手近にあるものを使ってガンガン戦ってくれるのが嬉しいし、個人的には自転車を使ったアクションが『プロジェクトA』っぽくて○。

 さて、音楽の話。オープニングはジャッキーのスパイとしての活躍ぶりを見せる(このシーンはジャッキーの過去作からのコラージュ)が、ここでのBGMはJOHNNY RIVERS"SECRET AGENT MAN"。直球選曲ですな。で、その後、子供たちと心を通わせようと色々手をつくすシーンのバックにはBLONDIE"ONE WAY OR ANOTHER"が流れる。”なんにしても君たちを手に入れる”というのはジャッキーの宣戦布告のようで、”どっちにしてもダメかもね”というのは子供たちの心境か。ともあれポップなナンバーなのでジャッキー映画にはピッタリ。

 ジャケは1978年のブロンディのアルバム『PARALLEL LINES』の再発盤で、2008年リリースのコレクターズ・エディション。

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 追記:邦題『ダブル・ミッション』に決定。