映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

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2010-10-05 とにかく謝れ

gakus2010-10-05

 最近の日本映画を見ていると、エンディングに流れるテーマ曲のタイアップ臭のキツさにウンザリすることがしばしあるけれど、そんな中で、つい笑っちゃったのが、『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(11月公開)。6月に公開された『ソフトボーイ』が意外に面白かった豊島圭介監督の新作。

 お話は、売れないシナリオライターが”愛と感動”をテーマにした法廷ドラマの脚本を依頼され、裁判所の傍聴席に通ううちに傍聴オタクたちと知り合い、奥深き法廷の世界を知る……というもので、ウンチク型コメディというべきか。裁判官にもクセがあるとか、交通事故裁判ほど盛り上がるとか、傍聴ライフの面白さが解説されていて、見ていて何度か吹き出した。

 で、ラストに流れる曲はバービーボーイズの”ごめんなさい”。法廷で被告が原告に誠意を見せるには、まず”謝る”ことが肝心なんだけど、男女の恋愛の機微を歌ったこのナンバーは、策略めいた部分と不器用な部分が交錯していて、このエンディングで流れるとブラックユーモアやバカさ加減がジンワリにじむ。これはコメディ映画の選曲としては、技アリでした。

 ジャケは1988年リリース、バービーボーイズ、同曲を収めた『リッスン!』。そういえば、今年の春頃だったか、CSを見ていたら最近のバービーの再結成ライブを放映していて、つい見入ってしまった。男性メンバーは皆年齢を感じさせたが、杏子が変わっていなかったのは奇跡的!

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↑このトレーラーの真ん中へんでもチラッと聴けます