映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

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2011-01-18 スパルタ王、再び大殺戮!

gakus2011-01-18

 今週末公開の作品をもう一発。一昨年秋に全米で大ヒットしていたサスペンス・バイオレンス『完全なる報復』、ようやく日本公開だ!

 主人公は強盗犯に目の前で妻子を殺されたエンジニア(ジェラルド・バトラー)。有能な担当検事(ジェイミー・フォックス)司法取引によって犯人は死刑を免れるが、当然この判決にバトラーは納得できない。10年後、釈放された犯人の殺害を皮切りに、彼は不条理な司法制度そのものへの復讐に打って出る。フォックスはバトラーを、あっさり殺人容疑で逮捕するが、バトラーは獄中にいながらにして、裁判に関わった役人を抹殺。ここにきてフォックスは、バトラーがただのエンジニアではなかったことを知らされ…。

 オチは正直、もうワンパンチ欲しいところだが、ストーリー展開にはかなりドキドキさせられた。なんたって主人公はレオニダス王だから、卓越した戦術を持っているのは当たり前。ジェラルド・バトラーらしい濃厚キャラを久々に見た気がする。惨殺のバイオレンスもスプラッター色濃い目で好み。

 選曲的に不気味なのは、フォックスを翻弄しまくっているバトラーが、獄中にステーキを取り寄せさせ、それを食べながらiPodで聴いているザ・フー“EMINENCE FRONT”。シンセのリフも気味悪いが、歌詞が暗示する“黒幕”がバトラーのキャラを象徴しているようで、かなりスリリング。このシーンに続き、壮絶な殺人バイオレンスが……。

 “EMINENCE FRONT”を収めたTHE WHOのオリジナル・アルバム『IT’S HARD』は以前、のっけた記憶があるので、今回は編集盤『ULTIMATE COLLECTION』を。この写真、なかなかイイですな。

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完全なる報復 DVD

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完全なる報復 Blu-ray Disc

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