映画×ロケンロー備忘録




映画とロックを愛するフリーライターの雑記帖。映画におけるロックの使われ方についての雑感を徒然と書いております

*過去に取り上げた作品についてはページ左下の一覧表を参照

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2011-05-05 女の子ってば…

gakus2011-05-05

 アメリカで酷評されたせいか、日本でもイマイチ盛り上がりに欠ける『エンジェル・ウォーズ』。“自由のための戦い”を複雑にしすぎのたがよくなかったのか、それとも『ウォッチメン』のようなインテリジェンスを期待され過ぎたのか。キワモノ的ビジュアルを格調高く撮るのがザック・スナイダーの真骨頂だとしたら、そこから本作は外れていないと思うんだが。少なくともパンチラ全開のヒロイン・アクションとしては『クローサー』(ナタポーの方ではなく香港映画の)、『DOA/デッド・オア・アライブ』(翔&力の方ではなくゲームの映画化の)のコリー・ユン監督に肩を並べてると思うぞ。

 『エンジェル・ウォーズ』の女の子たちとは違う意味で凶悪なのが、DVDスルーとなった『スプラッター・ナイト/新・血塗られた女子寮』。“新”のつかない80年代ホラーのリメイクで、女子大生の名門女子寮の女の子たちが悪フザけから殺人事件を起こし、それを隠し続けて卒業の日を迎えるが、事件を知る何者かによって、彼女たちは次々と殺害され…というお話。『エンジェル・ウォーズ』ではメカ担当の武闘派だったジェイミー・チャンもここでは怯えっぱなしで、ブルース・ウィリスの愛娘はダイ・ハードな血筋の片りんを見せつつも、ひたすらスクリームするキャラクター。バッド・ガールの集まりらしく、パーティのシーンではフランツ・フェルディナンド“NO YOU GIRLS”がガンガン鳴りまくる。キャリー・フィッシャーが寮母役でイイ味を出してます。

スプラッター・ナイト 新・血塗られた女子寮 [DVD]

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 そういえば、日本公開がなかなか決まらないウェス・クレイブン監督の3Dスリラー『MY SOUL TO TAKE』でも、美人女子高生軍団が女子トイレにたむろするシーンでこの曲が流れていた。この映画や『プラッター・ナイト〜』のような赤裸々なガールズ・トークを聴かされると、どんな美少女でも萎えてしまうのはナイーブ過ぎるからか、というこみとにしたい。だったら、まだ『エンジェル・ウォーズ』の女の子たちを眺めている方がイイわな…。

 久々の更新なのにとりとめもなく書いてみたけれど、酒浸りのGW気分の表われと思ってもらえれば。というわけで、ジャケはFRANZ FERDINAND、2009年リリースのシングル盤『NO YOU GIRLS』。

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