2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ロックンロール・ジプシー

昨日ルースターズのライブビデオ『EARLY LIVE』を見ていて、ふと映画「ロッカーズ」を思い出した。陣内孝則が、かつて在籍していたバンド、ロッカーズのデビュー前の逸話を自身の演出によって映像化した笑いと涙の青春劇で、昨年秋に劇場公開された。劇中の…

仕事が手につかん…

今ごろフジロックではルースターズが…。どうにも落ち着かず、ビデオでルースターズの『EARLY LIVE 1981』と『パラノイアック・ライブ』(監督:石井總互)をかけっぱなしにして、一人フジロックを敢行。“この時代よりかっこいいになんて、ありえねーだろ”と自…

ボンド迷走中

ピアース・ブロスナンが007こと、ジェームズ・ボンド役を降板したという。2005年に公開が予定されていたシリーズ21作目がどうなるのか、気になるところ。ソースは以下。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040730-00000001-kyodo-ent 5代目ジェームズ…

お父さんのバックドロップ

「お父さんのバックドロップ」の劇場公開を前にして、原作者である中島らも氏が亡くなられたのは、なんとも残念。この映画の感想を、ぜひ知りたかった。 パッとしないプロレス団体を牽引しているレスラーが、反抗的な息子に自分の生き様を見せるべく異種格闘…

ジャッキーはモッズだった!?

またまたTHE WHOの話。THE WHOの音楽を映画で耳にすることは多いが、最近いちばん驚いたのは、ジャッキー・チェン主演の「シャンハイ・ナイト」での起用です。 ハリウッド資本で撮られたこの映画は、ご存知のとおり「シャンハイ・ヌーン」の続編にあたり、19…

もう騙されねえ!

ROCK ODYSSEY 2004、横浜初日のオープニングを飾ったラヴサイケデリコは、ニール・ヤングの『ROCKIN’ IN THE FREE WORLD』をプレイしたという。もし、この時間にピート・タウンゼントが会場入りしていたとしたら、どんな気持ちでこれを聴いたのだろう。 町山…

横浜は熱かった その2

昨日に続き、ROCK ODYSSEY 2004のお話。 5:00PM、いよいよTHE WHOの出番。それにしても、フェスにしては可愛いげのないぐらい、定刻どおりにバンドのステージが始まる。5:15PMまでジラすようなイキな演出は望むべくもない。 キャリア40年にして初めての来日…

横浜は熱かった その1

ROCK ODYSSEY 2004に行ってきました。 11時AMスタートとのことだったが、そんな時間に間に合うよう起きられるはずもなく、目が覚めたら11:30。まあ、ポール・ウェラー/PAUL WELLERが出る2:00PMには間に合うだろう…と、いそいそと出かける。 会場の横浜国際…

ヒーローになる時

昨日断念した「アメリカン・パイ3/アメリカン・ウェディング」を観ました。 パイでオ○ニーしていたダメ少年のジム君も無事、大学を卒業して、恋人にプロポーズ。めでたく結ばれることになるが、エッチ大好きの悪友スティッフラーが呼びもしないのにしゃし…

宿題多し

仕事を終え、レンタルビデオ屋で借りてきた「アメリカン・パイ3」を観ようとしたが、眠くて挫折。続きは明日だな…。 最初だけ再生してみたら、オープニングの曲、どこかで聴いたことある…これはジェイムス/JAMESの『LAID』では!? でも演奏しているのは違う…

♪エリバディゴーサーフィーン

暑い、暑いと思ったら、最低気温30度って、何!? 「デイ・アフター・トゥモロー」到来を予感させる異常気象じゃないですか、これは…。 とりあえず、ビジュアル的に涼しい「ステップ・イントゥ・リキッド」(8月中旬公開)の話を。伝説のサーファーの生を追っ…

アイ、ロボット

先週末の全米興収チャートで、初登場ナンバーワンの座に就いたウィル・スミス主演のSFスリラー「アイ、ロボット」について。 SF小説の大家アシモフの原作をもとにした、この映画の舞台は西暦2035年のシカゴ。ロボットがPCと同様、当たり前のように生活…

イヤー・オブ・メイヤー

昨日ラス・メイヤー コンプリート映画祭について記しましたが、考えてみると今年は日本的にはラス・メイヤー・イヤーといえなくもない。「ワイルド・パーティ」のDVD化、「ファスター・プッシー・キャット・キル!キル!」を含む8枚組DVD―BOXのリ…

ラス・メイヤー映画祭

ラス・メイヤーのコンプリート映画祭が9月に開催される。またか…なんて言いっこなし。今回は日本未公開作6本も登場。初期作品に若干欠けるものがあるのは残念だが、上映作18本という規模の大きさは過去最大級ではないだろうか。 そのうちのひとつ、「モー…

「スパイダーマン2」覚書

記憶が生々しいうちに「スパイダーマン2」のディテールについて書いておこうと思う。2度観たとはいえ、あと二晩も寝たら忘れてしまいそうな、些細なことです。 ブルース・キャンベル発見。一作目のリングアナ役に比べると、ピーターとしっかり絡むし、マシ…

ボーイズ・オブ・サマー

カミさんが午後から外出するので、本日は子守担当。何して遊んでやろうか迷ったあげく、品川のプリンスシネマへ「スパイダーマン2」(日本語吹替版)を観に行くことに。 音楽に注目して見直してみると、スコア以外に劇中でちゃんとフィーチャーされているナ…

サンダーバードGO!

実写版「サンダーバード」を観る。アッという間の95分。メカはカラフル、男前ぞろいでコスチューム着用。ウチの子どもは喜んで観るだろうなあ、きっと。 エンディングテーマを歌っているのは、BUSTEDなる、パンク版ボーイゾーンというか、イケメン版グリーン…

不眠症

昨日から眠れず、外出を諦めて、脳にかすみがかかったような状態のままカンヅメ仕事。先週末の夜遊びで生活のリズムが狂ったのだろうか。時々こんなふうになる。 先週末、クラブでエコーベリー/ECHOBELLYを久々に聴いた。そういえば、ブリットポップ期の生真…

アーサー

最近ロック絡みの新作映画になかなか出会えず。今日は「キング・アーサー」を観たけれど、当然ながらロックはフィーチャーされてません。「ロック・ユー!」みたいな時代劇ばかっりになっちゃったら、それはそれで興ざめだけど…。いや、「ロック・ユー!」は…

鼻血ハリソン

「ハリウッド的殺人事件」をDVDで再見。世間的には、あまり評判よろしくない映画だが、個人的にはお気に入りの一本です。 主人公の刑事コンビは、ともに副業に忙しく、殺人捜査のかたわら、かたや不動産売買で、かたや俳優になるべく悪戦苦闘している。その…

選挙と言えば…

かなり無理矢理思い出したけど、そのものズバリ「ELECTION(=選挙)」なる原題の「ハイスクール白書・優等生ギャルに気をつけろ!」。日本では劇場公開されず、ビデオ・DVD直行となってしまったが、この後「アバウト・シュミット」で注目されたアレクサンダー…

その後のShould I Stay or…

マイケル・ウィンターボトム監督の新作「CODE46」にチラリと登場、老けっぷりに驚かされた元THE CLASHのミック・ジョーンズ(6月9日付日記参照)。その出演シーン、2003年1月ごろに撮影したと思われるが、それから1年半後、もっとも最近の姿と思われるの…

美しき冒険旅行

ついに、ついにニコラス・ローグ幻の(単独クレジットでは)初監督作「WALKABOUT/美しき冒険旅行」を観た! オーストラリアの砂漠をドライブ中の一家。父親の自殺によって14歳の娘と6歳の息子が取り残され、ひと気のない広大な荒野をさまようことになる。途中…

この夜にさよなら

さっき友人かにのメールで知ったのだが、甲斐バンドのギタリストだった大森信和氏が亡くなったという。ニュース検索してみたけれど見つからず、本人のHPのBBSをみてみたら、確かに訃報が…。 初めてロックのコンサートを見たのが甲斐バンドだった。当時田舎…

七夕の夜は更けて

深夜、仕事から逃避するかのようにmuraさんのコメントの嵐に返答し、朝陽とともに蒸し暑さもライジングし始めたころ、ようやく原稿を送信。ふー。 仕事のお供は、本日国内盤が発売されたオーディナリー・ボーイズ/The Ordinary Boysのファーストアルバム『オ…

スピードウェイ

最近の日本映画の中では、かなり好きな部類に入る「アイデン&ティティ」がDVDで8月27日にリリースされる。 みうらじゅん原作、田口トモロヲ監督の、この映画はバンドブーム衰退期、パンクポップ風バンド、SPEED WAYを率いる主人公がアレコレと悩み、ジ…

遠い遠い国再訪

吹替版で「シュレック2」を観た。字幕版に続いて2度目だが、2度観てもやはり面白い。関西弁のシュレックに眉をひそめる向きもいるが、これはこれで良いと思う。“(ギャグが)すべったかな?”と照れ笑いするシュレック、それなりに愛嬌があります。 ディズ…

AFIが選ぶ映画の歌百選

SPECIAL THANX to honeywestさん http://d.hatena.ne.jp/honeywest/20040701 “ヒーロー百選”“”悪役百選“に続いて、アメリカ映画協会(AFI)が選んだ“映画歌曲百選”が発表された。第一位は「オズの魔法使い」の『虹の彼方に』、2位は「カサブランカ」の『時の…

悪魔を憐れむ歌

35年前の今日、自宅のプールで溺死体となって発見されたローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズ。その一月前、彼はストーンズを脱退していたが、在籍最後の2〜3年はドラッグによる逮捕やバンド内での力関係の変化により、相当神経がまいっていた…

ジェネレーションギャップ

ニコラス・ローグ監督、幻の一作「WALKABOUT 美しき冒険旅行」のビデオをいただいたので観ようとしたところ、2〜3秒間隔で画面にノイズが走り、トラッキング調節もままならず、観賞を断念。しかし“ローグが観たい”熱は収まらず、しょうがなく所蔵のビデオ…