2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

生真面目さの中の不真面目

今週末に公開される『告発のとき』は、アカデミー賞受賞作『クラッシュ』に続いてポール・ハギス監督が手がけた力作。実話を基にしたこの映画では、軍から失踪し、死体となって発見されたイラク帰還兵の行方を追う、その父親(演じるトミー・リー・ジョーン…

みんなアチョーだった時代

ドリームワークスが『シュレック』に続くシリーズ化を目論んでいるアニメーション『カンフーパンダ』(7月公開)。カンフー・オタクではあるものの無芸大食のパンダが、極悪武道家から村を救う救世主に選ばれてしまい、厳しいカンフーの修行を積むことになる……

ラブコメはこうでなきゃ

またしてもラブコメ。キャメロン・ディアス&アシュトン・カッチャー主演の『ベガスの恋に勝つルール』(8月公開)は、バカ度ちょい高めで個人的には好感が持てる。 ラスベガスに旅行に来ていたニューヨークの男女が出会い、酔った勢いで結婚式を挙げるが、…

今日もラブコメ

昨日取り上げた映画よりもデート・ムービーらしい『近距離恋愛』(7月公開)のお話。 パテリック・デンプシーふんするニューヨークのプレイボーイと、ミシェル・モナハンふんする絵画修復家は10年来の親友同士で、毎日曜ごとに会っている。そんなある日、モナ…

禁デート・ムービー

日本でも意外に人気がある(らしい)『セックス・アンド・ザ・シティ』の映画版が、8月に劇場公開される。自分はTVシリーズをまったく見ていなかったが、それでも親切な作りでドラマの大筋は理解できた。とはいえ、それが面白いと思えるかどうかは別問題。…

きみの友だち

日本映画はあまり見ないけれど、時々目にする作品の中には“これを見逃さなくて本当によかった…”と思えるものがある。『きみの友だち』(7月公開)は、まさにそんな一本。 重松清の同名小説を映画化したこのドラマは、脚の悪い女の子の親友との短い交流を軸…

ナイトの悲哀

英国のインディー・バンド、GUILLEMOTSの最新シングル『FALLING OUT OF REACH』のシングル盤が届いた。ジャケ(画像→)の人物、これってイアン・マッケランじゃないの?と思い調べてみたら、やっぱりそうだ、マグニートだ!世間的には『ロード・オブ・ザ・リン…