がるの健忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-05-19

[]残業を要求する心理

毒危険。


さて、早速w

まぁあちこちで散見されることではあるのですが。いわゆる「残業」に対して、とても強い関心をお持ちな現場とか個人(マネージャもどきさん)とか、がいらっさいます。

一言で迎撃するのは比較的たやすいのですが、少しそこに考察をいれて「丁寧に」迎撃してみよう、というのがこの文章の趣旨です。

「結局迎撃するんぢゃん」とか言わないように B-p


とはいえ。先に「要約」しておきますと。

とどのつまり

・管理者が、現場を認識する能力に対して致命的な欠落があり

・故に、現場管理が根本的に出来ていない上で

・そもそもとして、ソフトウェア開発って物を理解しておらず

・故に、「負の生産性」とか「生産性逆噴射」( http://d.hatena.ne.jp/gallu/20090315/p2 )とか「マイナスの要員」とか、その結果発生する「技術的負債」とかって単語に対して無知に過ぎる

のが根本原因です B-p

門外漢な半可通が頓珍漢な指示出してれば、そりゃバグりますわな。


で、丁寧に。


まず…何らかの理由があって、以下のような妄言が聞こえるケースがあります。

「残業しても効率が上がらないのは知ってるんだけど、お客様の手前、定時上がりされたりすると困る」云々。

困る理由は大抵の場合「遅延している」からであり、場合によっては「そのための増援/増額を期待している」からであり、場合によっては「今後の営業のためのアピール」だったりもします。

気持ちがわかる気がしないわけでもないのですが…と理解を示すのは簡単ですが、実際には「理解してはいけない」方向性であり、方法論です。


噛み砕いて。


まず、もし「遅延しているとか、そのために増援しているとか」という理由の場合。

「全員残業」ってのはそりゃまぁ「お客様にとってわかりやすい」アピールではあるのですが、この問題の根底にあるのは「営業レイヤーでの伝達と説得が出来ていない」だけです。

その上で、残業は本質的に「エンジニアのやる気の減少と体力の低下を招き」「それらは、作成物の品質低下を招き」「結果として出来上がるものの速度が遅延し、かつクォリティが下がるっていうか下手したらマイナス方向に逆噴射」という事実を足しこみますと。

つまりは「遅延しているからこそ、下手な残業をさせてはいけない」わけです。


えぇもちろん「綿密な計画に基づく上手な残業」も、理論的には存在しますが。

そもそも「残業が必要になる」時点で管理手法を間違えているので、その程度のレベルの人間の考える計画が「上手な残業」にはなりえませんので。

とりあえず結論からいうと「残業ダメ!! 絶対!!」をモットーにしてください。


あるいはもし「今後の営業のため」であるのだとすれば、それもまた、根本的な誤りがあります。

もしそれを見てお客様が「是」というのであれば、それはつまり「中身の品質を見ずに、椅子を暖めただけのものを欲しがる」ダメ客である、ということです。ダメなお客様とのビジネスは、必ずダメダメになります。


つまり。

「お客様にアピールするため」っていう理由は「自分の無能を現場に押し付ける」行為に過ぎません。

速やかにやめましょう。


次に。


割合にいるのが「残業するのはよいことだ」と、本当に思っている人。

えと…極論として「出来るエンジニアが定時で帰るよりも、出来ないエンジニアが徹夜で残業しているほうを評価する」なんてぇ感じ。…極論でもなんでもなく存在するよねぇ、とかいう悪夢は、莫奇にでも食わせてあげてください。


まずは結論から申し上げましょう「早く逃げて!!!」


この手の手合いは当然ながら「根本的に開発を理解していません」。部分的な理解とかざっくりとは理解しているとか、そーゆー「無駄な期待」はやめましょう。

まったくの皆目、ぜんぜんと皆無なレベルで「理解できていません」。


彼らは「負の生産性」を珍重し、全体的に「技術的負債」がたまっていくのを見て、マイナス記号に気付かずに「をを資産がたまっていっている」とか勘違いしやがります。

現場では、ある程度以上のレベルのエンジニアがそれをみて…あるいは逃げ(正解)、あるいはドンビキして(もう一歩!!)、あるいは絶望にとらわれます(逃げて!!)。

時々「進言」を果敢にチャレンジしてみたりする人もいるのですが、それで改善されることは極めて稀です。九分九厘、改善されない上に「いやなやつ」扱いされます。下手をすると「作業もしないで余計な事ばかりする人」という認識をもたれます。


でまぁ。

ンな状況ですから、当然プロジェクトはうまくいかないのですが。

彼らはそのすべてを「下の人間の責任」に転化します。順番としては「気に入らないやつ」「気弱そうなやつ」の順番でしょうか。

「改善策を進言してきた」なんてのは、確実に「そのせいで遅れた」とか言われますね。


彼らは根本的に「進捗を評価/管理するための能力」が、徹頭徹尾欠如してますので。

速やかに馘首するなり降格させるなり、でなければ絞め殺すなり逃げ出すなり、といった対策を、早急に取る必要があります B-p


類似品で「「残業しちゃ駄目」って頭ではわかってるんだけどその場に立つと「残業」って騒ぐ」タイプがいます。

似たようなものなので、速やかに処理しましょう。


んで。

解決策ですが…おいちゃんがやるのは「ド正面からの直球」しか知らないので、あくまでも一案程度に。


まず何よりも大事なのは「マネジメントをやる人が、“相応のレベルで”現場作業がこなせる」ってのが最低限Must。「出来る」程度じゃ管理は無理。

その上で「作業をさせる」んじゃなくて「手をつないで一緒に仕事をする & 仕事を通じて教え、教わる」ってスタンスが、事実上Must。

…まぁここで大半の「マネージャ」が脱落するんだけど、おいといて。


その上で、真摯に「マネジメントとはなにか?」を己に問いかけ続けることが出来る人。


マネージャーってのは「上級職」だと思っているので。

基本職が一定レベル以下の人間が、なっていい職分ではないと思うんですがねぇ?


どんなもんなんでしょ?

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