がるの健忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-08-29

[][]夢歩き おいちゃん変

久々のTRPGネタ。

先日、他人さまのマスターで深淵をやる機会がちょいちょいとありまして。

何となく思ってないわけでもないのですが「おいちゃんの"深淵の夢歩き"」って、いくつか特徴的なところがある可能性、が想起されたので(ってか差分があったので)。

これが「駄目マスター」だと「駄目なんだなぁ」で片付くのですが、そうではないちゃんと面白いマスターさんで、かつ「おいちゃんとは違う夢歩き(の見解)」だったので、興味深いこの感覚が薄くなる前に一筆。


あぁ当然ですが、以下ぜんぶ「おいちゃんの個人的見解」ですので念のため。


さて。

おいちゃんの夢歩きスキルのベースはぶっちゃけると「Tarot占い」です。

知ってる人しか知らないような気がしますが*1、おいちゃんは、プロのTarot占い師でもあります。

それ一本で食ってた時期もそれなりにありますし、そのあとも色々と占いは受け付けてますし*2、素人さんとかセミプロさん相手に教えてた時期もある、くらいにはプロです。


閑話休題


なので、おいちゃんの夢歩きを「十全に習得する」場合「じゃぁまずはTarotを一通り理解しようか」とかいう気の狂ったお話になるので、まぁそこまで踏み込まない程度に(笑


まずは夢歩きの回数から。

まぁ深淵で「オープニング」と「エンディング」に夢を歩かない、というケースは相応にレアであると思われるのですが。

それ以外に「何回夢を歩くか」は、割と、マスターさんによる色が出るような気がいたします。


おいちゃんは、「オープニング」「エンディング」以外で、キャラにもよりますが大体3〜5回くらいは夢を歩かせるようにしています。場合によってはもうちょいましまし。

多分、めっさ多いです(笑


この辺はおいちゃんの「深淵、というゲームに対するスタンス」などあるか、と思うのですが。

おいちゃんの深淵は、どちらかというと「事実をリアルに正確に」というよりは「幻想的に美しく狂おしく感情の渦に振り回され翻弄されるように」的なセッションを、割合に好みます。

その辺で「夢歩き」ってのは、とても「日常に入り込む非日常」を演出できるんで、割と多用するんですね。

「夢と現(うつつ)の間(あわい)」ってな感じ、でしょうか。


あと、基本キャラクターは「悲惨で陰惨で致命的で暴力的*3運命」を、2つとか3つとか付与されているので。

せめても、プレイヤーが「こんな方向に話を進めたい」っていう、マスターへの意見陳述ルートだ、とも思ってます*4


なので。

基本的には、夢を使って「少しづつ事実(または別のナニカ)を明らかにしていく」っていうような感じで、運命などを紐解く情報源として使います。


んで。その「明らかになっていく情報」ですが。

キャラクターにもよるのですが、「キャラクター本人の謎」と「シナリオの謎」の、できるだけ双方を、織り交ぜたりまぜっかえしたり融合させたりしながら出す事が多いように思います。


この辺は「キャラクターの運命の使い方」にもよるのですが。

個人的には、出来るだけ「各キャラクターの運命が、今回のシナリオにも絡んでいく」ように作る事が多いので*5

キャラクターの運命のひも解きとシナリオのひも解きには「ある程度の関連性」があるので、そんなに苦労する事もないですね。


あと、そのシナリオに「フレーバー」を入れる、なんて事も割とよくあるので。

そういう時は、夢の中にそのフレーバーを、割と執拗に様々な角度からぶち込む、なんてのもやります。

つい先日やったシナリオで吐露させていただくと、多分おいちゃんだと「花畑、蜂、蜂蜜、ミード、蜘蛛、8本脚、糸」あたりのキーワードを使うと思います。


さて、ほんちゃんの夢歩きですが。

上述に書いた

・本人の運命

・シナリオ

・シナリオフレーバー

のそれぞれから、キーワードを抜き出します。

で、プラスして「出された運命カードの"語り部"の文言」を使います。


これで「語るためのベース」が揃いました。

後は「ショートショートな物語を紡ぐ」だけです。

ちなみに「最後の、真相に迫るところ」以外は、あちこちモヤっとさせたままでよいと思います。「適度に隠された」ものは、プレイヤーたちが沢山の妄想をするためのよいエサになりますから(笑


そうですねぇ今、即興で一つ、作成をしてみましょう。

http://d.hatena.ne.jp/gallu/20091223/p5 とかちょうどよいので、使ってみますw


スタート場所

 1.寒村、冬直前(もしくは春)の宿屋。旅路での宿泊

スタート付近夢歩きのきっかけ

 6.村特産の飲み物(お茶、あるいはアルコール類)

オプション

 3.満開の花(場合によっては一箇所だけ奇妙に)

中盤以降の嫌な場所/もの

 3.いきなり出現する青龍:大暴れ

シナリオKey人物の背景

 4.すでに滅びた村。何らかの理由で「すでに滅びた人々」が「夢の中で」生きている。事件の解決は夢の開放、すなわち「村人の死」を招く。が、このままではPC達も夢から出られない。

シナリオKey人物の立場

 3.騎士や貴族などの高い身分の人

シナリオKeyな魔族

 1.八弦琴の魔族


シナリオフレーバーには、前述の「花畑、蜂、蜂蜜、ミード、蜘蛛、8本脚、糸」をそのまま使ってみます。

多分……全体としては「村にしがみついていた貴族」「すでに村は滅びた」「でも"滅びた事"が受け入れられなくて(+魔族の力?)、村が"夢の中で"まだ生きている」的な背景が浮かび上がります。

スタート付近夢歩きのきっかけで「村特産の飲み物(お茶、あるいはアルコール類)」とあるので、村の特産品をミード(蜂蜜酒)としておきましょう。……金持ってそうだなぁ貴族がしがみつく理由の一端が見えそうな気がするよ(笑

恐らくですが、村が滅びた理由が「青龍」で、きっと夢の中でも定期的に「襲ってくる」のでしょう。

蜘蛛がフレーバーにあるので。貴族は「蜘蛛の糸のように現実に糸を伸ばして、"夢の村"という蜘蛛の巣に人々をとらえて、その生命を使って生きながらえている」のかもしれません。

ここで「あぁ蜘蛛の大公スフィンとかいたなぁ」からお話を紡いでもよいでしょうし、その辺はマスターの深淵知識次第なので「特に蜘蛛の魔族については気にしない(出さない)」でもよいと思います。大体、セッションやってるとちょいちょい「PCが魔族化」してたりするので、設定以外にも、大量に魔族っぽい存在は転がってるだろうしなぁ(笑


そうするとシナリオの流れは見えてきます。

http://d.hatena.ne.jp/gallu/20091223/p4 あたりでも少し語っているのですが。

ものっそおおざっぱに。コンベンション前提で、セッション前の説明やらテンプレ選びやら設定決めやらが、深淵は丁寧にやっておいたほうがよいと思うので、1〜1.5時間、と仮定して。

割と多くのコンベンションって「11時くらいに開始、18〜19時には終了」が多いように思うので、大体7時間。準備にのりしろみて2時間、昼飯1時間と考えると、残は5時間。

どこぞのお話ではないのですが*6

タイムテーブルを作ったところで「30分のシーン想定で、実際には1時間30分が必要になる」なんてのはザラ、なので。

まぁとりあえず「30分想定くらいのボリュームで実際には1時間かかるであろう」とみると、残5時間なので、大体「1シナリオ、5シーン」という大まかな流れの骨格が見えてきます。


このうち「第一シーン:オープニング」と「第五シーン:エンディング」は確定しているので、あとは2〜4までの3つ。

ごく大まかには

2.シナリオに流されている:あるいは違和感を感じて調査する(必要なら、軽いバトル一ついれて"戦闘ルールを体に叩き込む")

3.謎を解き明かし、最終ターゲットをマーキングする

4.ラストバトル


くらいの感じでしょうか。

これが謎中心だったりプレイヤーがさまよったりすると

2.シナリオに流されている:あるいは違和感を感じて調査する

3.謎が解らないまま、迷走を繰り返す

4.敵が謎を明かしつつ(大体は不利な状態で)ラストバトル


くらいまでのワンパンは許されるのではないか、と思います(笑


んで、夢歩きの話に戻りますが。

大体、おいちゃんがよく使うのは


・シナリオ導入時の「謎に満ちた」夢歩き

・「だんだん、真相の一部が明らかになっていく」夢歩き*複数回

・ラストバトル直前くらいの「全ての真実が、今、明らかになる!!」な夢歩き


くらい、ですかねぇ。

あとは、夢歩きのちょっと「ひねった」バージョンとして「最後で視点がどんでん返し」なんてのをやる事があります。

わりと強く印象に残っているのが。

「魔族に作られたもの」の運命を持っているキャラクターがいたのですが。


ず〜っと、夢歩きで「君は、何か目の前にある水槽のようなもので、"ナニカ"を作っている」という、作成者側の視点で夢をあるかせ続けて。

「自分の失った記憶……もしかして、自分は魔族ないしそれに類するもので、何かよからぬものを作ってしまったのか?」って方向にず〜〜〜っとミスリードさせておいて。

最後の「全ての真実が!!」のタイミングで、「君は水槽の中の"ナニカ"に声をかけるよ。"さぁ目覚めるんだ 'PCの名前' よ!!"」って爆弾落としたことがありました(笑

プレイヤーさんが、本気で驚いてましたねぇ(笑


まぁ、おいちゃんの夢歩きは、割とそんな感じで作っていくことが多いように思います。

実際に「どんな風に夢を歩くのか」については、そのうちBlogのほうに書いていければなぁ、と思いますので、よろしかったらご期待くださいませ。

*1:当たり前だ

*2:今は「知り合い経由」くらいしか受け付けてませんが

*3:はずの

*4:陳述が「通るのか」はまた別問題w

*5:作成場所:セッション場所。作成時間:セッション直前(若しくはセッション中)

*6:Ashenroses Report、と書いてわかる御仁でここを見る可能性があるのは、多分、地球上でわずか数名であろうw

アミーゴアミーゴ 2017/09/22 19:14 タイトルが、「変なおいちゃん」みたいになってるでおます。

gallugallu 2017/09/30 17:22 こちらにもコメントありがとうございます。

字は、わざと、割とこのんでこの字を当ててすかっております(笑

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