がるの健忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-07-11

[][]営業さん2種

最近懇意にしている営業さんのお一人から窺ったのですが…異様に腑に落ちたので。

伝聞ですが、まるで自分の意見であるかのように以下語りますのでご注意のほどを(笑


営業さんは、「物売り営業」と「提案営業」との、大まかに二種類に分けられます。

多くの営業さん(9割方、だそうです)は「物売り営業」さんで。提案営業さんは1割に満たない程度、だそうです。


物売り営業はある意味非常にシンプルで。

すでに存在する商品を、とにかく「気合いと根性で売り倒す」営業で。若ければ特に、力押し力業が聞く営業になるそうです。

ノルマと売り上げで優劣が決まる、わかりやすい世界観だそうです。


それと比して、提案営業さんは…非常に大変だそうで。

曰く「日々勉強で、常に新しいスキームを提案し続ける必要があり、勉学時流を怠った瞬間に駄目になる」との事で…まぁ「日々努力し続ける営業さん」がどれくらい少な うわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp

まぁ実際問題。「常に新しい提案をし続けられる人」がどれくらいいるのか、って話はまぁ…ねぇ…


おいといて。


IT業界でもの作ってるうち等としては、紛うことなく後者の営業さんが欲しいわけではあるのですが(客先での会話とか、楽しさが桁でちがいますしねぇ)。

まぁ営業さんとしても色々大変だそうで…ただ「物売り営業はどうせ年いったら沈むだけだし不況で痛い目に遭ってるし以下略」なんだそうです。


日々の切磋琢磨を。「楽して儲ける」ではなくてきちんと自らの汗で稼ぐという事を。

その大切さを改めて、業種を超えたところで感じ入った瞬間でした。

2009-06-21

[][][]「このサイトと同じものを」の危険性

以前から何度もあった話なのですが…ちょいとかみ砕いて。


まず。

「このサイトと同じように作ってください」という発注は、原則NGだと思っています。ここが結論。

高確率で「無考察」という背景が見えるから、というのが理由になるのですが。

以下、もう少々かみ砕いて。


上述の発注が来た場合。作業としてはまず「指定されたサイトの仕様調査」になるわけなのですが。

いわゆる「画面遷移」ひとつをとっても。コンパクトなサイトであっても、数十Pageに渡るなんてのは案外にさらっとある話です。

正直、全Pageなめ回して、抜けオチがないようにチェックするだけでも一苦労ですし。ある程度まで「使ってみて」、様々な分岐処理を全部洗い出した上で確認しなければならないので。

結果として…おそらく、発注側が気軽に使っているニュアンスとは裏腹に、大抵の場合「結構な高コスト」になります。


…という話をすると大抵出てくるのが「そこまでしなくても大体でいいですよ」という発言なのですが。

ほんの一瞬、こちら側に配慮いただいているげに見えるこの言葉は、大抵の場合「より一層の悲劇」への序曲です orz

さて質問。「そこまでしなくても」と言われた場合。「どこまで」やればいいのでしょうか? 指針を明文化してみてください。…できるなら。


また。

合わせ技で実は出てくるのが「要素の微妙な不一致によるズレとそれに対する思い込み」。

えと…わかりやすく。

ジュエリーECサイトを立ち上げたい」ってことで、見本として「食品のECサイト」を指定されて「食品がジュエリーに変わるだけだよ」とか言われて信じたとしましょう。

或いはもうちょっと酷いと「ECサイトを立ち上げたい」としか聞いていないとします。

…これは色々な見地があるのですが、食品の場合通常「階層型のカテゴリ」になる事がおおいです。例えば「肉 -> 牛肉 -> 和牛 -> テンダーロイン」みたいな感じですかね。

一方で。ジュエリーは「階層構造を持たないカテゴリ」が欲しいところです。つまり「使っている石(これがまた複数あってねぇ…)」「装着部位(…って書くとゲームみたいw)」など。

さて。

当然ですが「食品のECサイト」は、階層構造カテゴリを前提に作っています。画面遷移も含めて。

…それを完コピしたとして、それがジュエリーに使えますでしょうか?

否。断じて、否。

使いやすいにくいの前に、データ構造が違うので、色々と差違がでまくりです。


怖いのが。この話がなかなか通じないことです。

曰く「同じECだたいした違いはあんめ」「ジュエリーがこういう風に検索できるのは当然だそんなこともわからないのか」など。

この手の文脈でよく「常識」とか「普通」とかって単語を使ってくる人もまた多いのですが。とりあえず小一時間、色々と「質問してみたい」ところです。

あぁ一応念のため。…いくつか、引用してみましょう。

「あなたの常識、私の非常識」

「常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う。」


なんか妙にリアルな話になってしまいましたが。まるで講釈師のようですねぇ(講釈師見てきたようなウソをいい)。

問題は。おいちゃんは講釈師ではない、って事でしょうか orz(あとはさっしてくれ)


で…ここからが本質。

ぶっちゃけた所。「完コピヨロ」と言ってくる人たちに共通して見えるのは「少なくともその時点において、まともな考察ひとつ出来ていない」という事です。

「なんとなくこんな風なものを作りたい」という非常に曖昧模糊とした状態で発注してくるので。

まず初期〜中期においてmockupを作成して見せても「いいんじゃないですか」という反応(一見好意的反応ですが、実のところただの「のれんに腕押し」状態なだけです)が帰ってくるのですが。

ある程度(あるいは完全に)できあがって「から」、ようやくイメージが湧いてきて、ここで初めて「アレは違うこれは違うそれを増やせ」と言ってきます。当然見積もりは「システム一式」ですから、追加フィーの請求なんてもってのほかです。

…せめて「当初想定から追加された工数にはちゃんと別途でフィーを払う」というのでしたらまだ、飲めなくもないのですが(ちなみにンな状況見た事ありませんが)。


よくて「システム側が大量の被害を被る」か、多くの場合「グデングデンになってプロジェクト崩壊&未払い」なんて事象に発展します(値切り倒すお侍様とか…ねぇ)。無論。「落ち着いて話し合って最終的に落ち着いた軌道に乗せる」ケースもあるのですが…まぁ正直、稀です。

ちなみに合わせ技として。「その設計とmockupをそのまま別のシステム会社に渡して安く発注しなおす」なんていうありえない敏腕な営業さんも、過去に存 うわなんだおまえやめくぁwせdrftgyふじこlp

(ここで「不動産」とかいう単語は禁句なんだろうなぁ…)


まぁ…こんな事があるから「設計と実装で契約を分けたい」なんて気分になるんですがね。

おいといて。


結論を言いますと「完コピ宣言イクナイ!!」。

つまり「「このサイトと同じように作ってください」という発注は、原則NGだと思っています」になる訳ですね。

んと…例外としては。

発注者がすでに元サイトを完璧に把握していてそれを文書化なりして詳細まで起こす事ができて、かつ新規サイトに対して"差違が全くない"または"差違はこの部分"というのが明示できる」場合、でしょうか。

それが出来た上で「御理解いただくためには元サイトを見ていただくのが手っ取り早いです」という発言であれば、「このサイトと同じように作ってください」という発言もありだと思います。


技術者受注者の皆様には是非とも「禁止ワード」として覚えていただくとともに。

…お願いですから。営業さん発注者の皆様におかれましては、是非「二度と使ってはいけない単語」としてご記憶いただきたいものなんですが…どんなもんなんですかねぇ?

2008-11-08

[][]営業さん向けの何かを書きたいなぁ

んと…まだいいネーミングが思い当たってないのですが。

(ある程度以上の)技術者にとっては「常識以前」であるとしか思えない内容なんだけど、特に営業さんが「全然知らない」知識とかって、結構山盛りであるです。

ただ…正直「技術を売る営業なんだからそれくらいは理解しておいて」という内容もまぁ正直少なくなくて。

そういう「ちょっとしたワンポイントなんだけど知っておいてもらわないと困る」ネタをまぁ集めて、ある程度集まったら…PDFか何かにでもしようかなぁ? とかいう、相変わらずいつもの「とりあえず思いついた時に書き散らかしてみます」的ネタw


とりあえず「営業さん向けのなにか」というタグにしておいて、後でよいネーミングが見つかったらこそ〜りと張り替えますw

[]というわけで第一弾

  • 小数はやめよう

んと。割と何気なく「整数だけだったつもりなんだけど小数やっぱり扱いたいかも」といってくる営業さんは多いのですが。ぶっちゃけ小数ってのは技術者的には「誤差出まくって嫌ンな数字」でございます。

んと…例えば。「1÷3×3」は、コンピュータの世界では、時々(っていうかわりと)1になりません。

「なんで〜」って聞かれると「二進数における小数点以下の表現の仕方」とかがみっちり関わってくるのですが(その辺は「絶対やる必要がある」わけではないですが難しくはないのでやっておいて損はないです)。

とりあえず「小数ってのは非常に嫌がられる」事だけ覚えておいてください。