がるの健忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-10-19

[][]基礎を学びたい時の書籍草案

発端としては。

うちの子(というか元生徒さん)が「内部的な仕組みとかハードとかやってなかったなぁ」というお話があったので。

おいちゃんなりに、多少「お勧め可能な書籍」とかを勧められればなぁ、ってのが発端でございます。


……なんか記憶にあると思ったら、以前にも http://d.hatena.ne.jp/gallu/20170119/p1 でつぶやいてございましたw

書籍にかぶりがあるのはまぁ「そんなもん」だとおもっていただければ。


注意事項

比較的ノンブレーキ(アクセルフルスロットルではない。ブレーキをかけてないだけだ)なので、書籍には偏りもあれば、濃度もあります。

適宜自分で選びなおしつつ、適量を少量づつ、用法容量を守ってお使いください*1


さて。

何はさておきまずはここからでしょう。


UNIXという考え方―その設計思想と哲学

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

鉄板中の鉄板でございます。

まずはここから。これは必読。


この後ですが


は割とお勧め。ただ、ちと「訳が悪い」というお話もあり、確かに微妙なところもあるので。

もう一つとしては

コンピュータシステムの理論と実装

あたりもよろしいのではないかなぁ、と。

併読ももちろんありで。


プログラム自体、の話をすると、まずはなんといってもこちら。

これはやはりほぼ「必読」。


ここから先ですが……幾分深くに潜り込むのであれば

熱血!アセンブラ入門

熱血!アセンブラ入門

大熱血! アセンブラ入門

大熱血! アセンブラ入門

あたり。

ちなみに「大熱血! アセンブラ入門」は「購入したけどまだ読んでません」ので、厳密な是非は不明。

ただ、以前の内容とざっと斜め読みの雰囲気からして「面白い」のは確定であろうか、と(笑


ここから一瞬寄り道をするのであれば

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道

も面白い。「プログラミングを深く学ぶ」上では非常によいげなので。

この系の「少し古いけど興味深い書籍」はまだストックがあるので、興味が向いたら適宜、突っついてくださいませw


さらに深く掘り下げていくと

30日でできる! OS自作入門

30日でできる! OS自作入門

経由で

CPUの創りかた

CPUの創りかた

って方向も、存在は、する(笑


さて深堀繋がりで。

インフラの場合、深い根っこのあたりとしては

なんてのがあって、起動プロセスが理解できる、という、割合と稀有な書籍。

そこまでいかんにしても

ルーター自作でわかるパケットの流れ

ルーター自作でわかるパケットの流れ

くらいを押させておくと「パケットがどのように流れるのか」が理解できるので、なにかよい基礎が築ける可能性、が、ある。


インフラ繋がりとしては

インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界―

インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界―

を抑えておくと、今度は「インターネット」ってもん(の濃いところ)が見えてくるかもしれない。


余談だけど、あきみちさんの「IPv6本」、楽しみだよねぇ(笑


さて。

プログラムインフラときたら、次はDB

データベースシステム概論

データベースシステム概論

は面白いんだけど、絶版だし、そもそもお値が張る。古いし。

An Introduction to Database Systems

An Introduction to Database Systems

のほうにしてもお値段が以下略。


なので、とりあえず

あたりが穏当にお勧め。

あと、実務ベースだけど

SQLアンチパターン

SQLアンチパターン

は合わせて読んでおいたほうが安全な感じ。


あとは、プロジェクトぶん回し的な意味で

人月の神話【新装版】

人月の神話【新装版】

はほぼ必読。

トム・デマルコさん、って方も色々書籍だしてるんで、検索してみるとおもしろげ。

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%A0-%E3%83%87%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B3/e/B000AP7OPO/ref=pd_sim_14_bl_19?_encoding=UTF8&refRID=HG973H4YBVAFDDH1BSF1


余談だけど

暗号技術入門 第3版

暗号技術入門 第3版

もわりと「知らないと痛い」内容が多いので、一読をお勧め。


以上駆け足でなんか色々抜けてそうな気がするんだけど、今「ふと思いつく」程度の、手元にある書籍の群れからのチョイス、でした。

何かの役にでも、立つとよいなぁ。

*1PL法対策

2017-01-19

[][]「言語の仕組み」とかを学ぶのによい書籍群

うちの生徒さんから

最近プログラムの言語(言語の仕組み)やアセンブラとかに興味が向いて来てるんですけどオススメの書籍とかってあったりしますか?

という質問が来たので、ちょいとDMだと長くなりそうなのもあって、Blog私信を書いてみます(笑


んと…まず「言語の仕組み」って意味では「コーディングを支える技術」がとてもお勧め。

「さまざまな言語を縦櫛で貫く」あたりのこの書き方は、本当に今でもしびれるほど素晴らしいと思ってるざんす。


また、最近出てきた「まつもとゆきひろ 言語のしくみ」も、これは「言語を開発する」って観点から書かれてるので、ちょっとだけ横道かもしれないけど、面白いざます。


「言語を作る」の延長線としての「コンパイラ」に興味があったら、とりあえずは

スモールコンパイラ の制作で学ぶ プログラムのしくみ

スモールコンパイラ の制作で学ぶ プログラムのしくみ

が、ライトだと思う。

この後は「レッドドラゴン」とか、撲殺できる書籍に向かう方面になる(笑


この辺を踏まえた上で…アセンブラの本、になると「ど真ん中」にお勧めなのは少ないので、ちょっと脇道にいきながら。


初めに読んでおくとよいなぁと思うのが「コンピュータアーキテクチャエッセンス」。

アセンブラを理解するための基礎体力」が見につくので、強くお勧め。

ハード周りに興味が出たら

に寄り道するのも、ありw


この後は色々散らかるんだけど…アセンブラの書き方そのものであれば、手元にある書籍的には「熱血!アセンブラ入門」が割とお勧めかなぁ。

熱血!アセンブラ入門

熱血!アセンブラ入門

鈍器だけど(笑)、基本的な「アセンブラでの記述の仕方」が色々と書いてあるので、よいと思う。

で、これを読んだうえで。興味があったら、おいちゃんが(某人物とタッグ組んで)仕様を作った「terakoya_cpu( http://www.m-fr.net/tane/study/learn_c/terakoya_cpu_20070722.pdf )」を見てみると、面白いかも。

シンプルなセットだけど、一応これだけで「一通りあらゆる事が出来る」ように設計をしてあるので。

元々「学習用途を想定して作った」ものではあるんだけど、それだけに「本当に最低限」しかない言語仕様なので、シンプルに色々とまとまってるつもり。


Binary Hacks ―ハッカー秘伝のテクニック100選

Binary Hacks ―ハッカー秘伝のテクニック100選

あたりも、一度は目を通しておくと面白い。


ちょっと横道だけど

なんてのも「バイナリレイヤーを知る」って意味ではやはり面白い。


この辺が、今の所すっと浮かぶ「おいちゃん手持ちの中からのお勧めの書籍」かなぁ。

2015-04-21

[][]「学び方」を学ぶ

「学び方」ってのは案外と学んでいないもののようなので、再確認を。



リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法

リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法


学び方と、あとそれにイヤってほど付随してくる「脳みその使い方」を、まずはしっかりと理解してもらおう、と。

あわせて、ラーニングパターン( http://learningpatterns.sfc.keio.ac.jp/ )の話もする予定です。

2015-04-14

[][]基礎はここから

さて今年も専門学校の新学期が始まってまいりました。

今回の初手本は、こちら。


UNIXという考え方―その設計思想と哲学

UNIXという考え方―その設計思想と哲学


基礎中の基礎。

考え方という点において「これ以上の基礎もそうはなかろう」ってレベルのブツになります。

ってなわけで、一押し。

2014-12-16

[][]「質」と「心構え」

技術者として「現場にいる」時に。

どんな風に心の向きをおいていくか、ってのは、案外と難しい問いだったりするのですが。

そんな時に一助になりそうな書籍を。


おせん(1) (イブニングKC)

おせん(1) (イブニングKC)

おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。(1) (イブニングKC)

おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。(1) (イブニングKC)


王様の仕立て屋―サルト・フィニート (1) (ジャンプ・コミックスデラックス)

王様の仕立て屋―サルト・フィニート (1) (ジャンプ・コミックスデラックス)

王様の仕立て屋~サルトリア・ナポレターナ~ 1 (ヤングジャンプコミックス)

王様の仕立て屋~サルトリア・ナポレターナ~ 1 (ヤングジャンプコミックス)


いずれも、現場仕事をする人間にとって「なにがしか考えさせられたり参考になったり」する内容が諸々あるかと思います。

どっちも1巻しか紹介してませんが。

おせんさんは、古い方が16巻完結、新しい方が11巻完結。

王様の仕立て屋のほうは、古い方が32巻完結、新しい方が7巻継続中。


どちらも、一読してそんのない物語かと思います。

こーゆー「心構え」って、実は知識や経験と同じくらいに大切なんだけど、それが「継承される」状況が昨今特に減っているような気がするので。