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がんちゃんのサラダな日々

2011-03-26

精華小学校見学会(最終回)

 精華小学校見学会の最終回に参加してきました。今回は最終回と言うこともあり、多くの卒業生の方が、来ておられました。実は、参加するのは2回目なのですが、この素晴らしい校舎がなくなるのは実に残念と思います。

 私は勉強会には参加しなかったのですが、参加されてた Connyさんのblogを拝見すると、保存に関しての提言などもあったようです。

 ☆Connyなブログ♂♀ 明治生命館と三菱一号館(精華小建築勉強会)

 見学会の中で分田さんも仰ってましたが、他府県では用途を変えながらも校舎を存続させている例があるとのこと。そういえば京都の、龍池小学校は「京都国際マンガミュージアム」、明倫小学校は「京都芸術センター」として活用されてます。龍池小学校では校長室が、明倫小学校では教室が、昔のまま残されていて見学することもできます。どうして大阪ではそれができないのか、それともしようとしないのかが理解できない点です。

 こんなことを思うのも、この校舎が本当に素晴らしいからです。外見は素っ気無い鉄筋コンクリートの校舎ですが、内面には結構こだわりと思いやりがあり、結果として贅沢なつくりになってます。

 立派な梁が特徴的ですが、綺麗に面取りしてます。鉄筋で無機質になるのを防ぐため、内装には木材を多用してます。今時の基準で言えば、小学校の校舎としての機能面から考えると、無駄なところに金をかけていることになるのでしょう。

 昨年末に観た映画「その街のこども」の中で、森山未来が演じる主人公の台詞が印象的でした。

 「震度6に耐える設計に求められるのは、震度7が来たら確実に壊れること」

 技術が進歩し、いろんなことを予め計算することができるようになった現代では、「必要以上」は、「遊び」や「余裕」ではなく、ましてや「思いやり」でもなく、単なる「無駄」になってしまうのでしょう。そういう中に、設計者の「こだわり」を収めることも、企業活動としては許されないのかもしれません。

 つまり、はっきりしていることは、こんな校舎はもう今後つくられることは無い、ということです。

 私も民間企業に勤める一人の人間として、センチな気持ちだけでは物事が前に進まないことも分かります。でも、本当に保存と活用の両立の策はないのでしょうか。

 せめてもの希望は、大阪市が自分でこの校舎を活用する気概も能力も無いのであれば、売却先への条件として、校舎をそのまま(せめて講堂と一部教室だけでも)活用することを最優先で検討して欲しいと考えます。

 精華小学校の素晴らしさに関しては、以下を参考にしてください。

 新之介さん のblog「十三のいま昔を歩こう」大阪の宝・精華小学校売却へ

 びんみんさんのblog「日常旅行日記」大阪の誇り・旧精華小学校

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