星読島に星は流れた(久住四季/東京創元社)

 なぜか隕石がよく落ちてくるという孤島に住む天文学者が年に一度天体観測の参加者を募る。高倍率を突破して参加した6名は、運よく隕石落下に立ち会えるが、その中の1人が死体となって見つかる。残ったメンバーの中に殺人犯が居る事となるが、通信設備も破壊され迎えの船を待つしかない。
 久しぶりに、謎解きそのものが楽しめるミステリを堪能した感じ。