がんぶろ

生存記録兼報告ブログ

渋い

ザ・マグニフィセント・サド・ジョーンズ

ザ・マグニフィセント・サド・ジョーンズ


今日はコレを聴いてみました。現在所属しているフルバンが「ベイシーのみ」なコンセプトなので、1950年代のベイシー・バンドの花形トランぺッターの、コチラのサド・ジョーンズ(tp)さんの演奏はここ最近、よーく聴いているのですが、ふと、「そう言えばベイシーバンドの演奏はよく聴いてるけど、リーダーアルバムは持っているのにあんまし聴いていないなあ…」と思ったので、サド・ジョーンズと言えばコレって事で、通称『鳩のジョーンズ』(…改めて書くと変なネーミング)と呼ばれる、この「The Magnificient Thad Jones」をチョイス。で、サド・ジョーンズのイメージと言えば、「華やかな音色」な人が多いビッグバンド出身のラッパ吹きの中では珍しく、柔らかい音色で渋くキメる…みたいな印象なんですが、このアルバムの1曲目の「パリの四月」は、まさにそのイメージにぴったり合う、「超ド渋」(笑)な演奏で、久々に聴いてみましたけど、その渋さに思わず唸ってしまいましたわ。あと、ミディアム〜ミディアム・スローのテンポでの、このお方のアド・リヴ、スウィング感がハンパ無くグイグイっす。いやあ、あれこれと参考にしたいですなあ。