デジタル遺産

今朝の「あさイチ」で、デジタル遺産についてやっていました。
PCの持ち主が亡くなったあと、そのPCに入っているネット証券の商品がそのまま継続され、利益どころかFXの売買などで巨額の損額が出ていたりする場合がある、ということ。
または、ネット銀行の口座に置いてあるお金が、遺族が知らないままに放置されたり。
そして、ブログをそのままにしていると、乗っ取りにあって、勝手に広告を貼られてそれをクリックした人が詐欺などの被害にあったりする、など、いろいろ弊害があるらしいです。
遺族がPCを開けるパスワードをプロに頼んで解除してもらうと、20万くらいかかる、とのこと。
今時、亡くなる前には、PCの仕舞もちゃんとやらないといけない、という事ですねー。でも、そんなこと出来ずに亡くなる事のほうが多いでしょうね〜。自分は気をつけなくては!?(笑) 

絲山秋子さんの芥川賞をとった「沖で待つ」という小説を思い出しました。会社の同僚に、「私が死んだら自宅のPCのハードディスクを破壊してほしい、あなたが死んだら私があなたのハードディスクを破壊するから」と、死後他人に見せたくないPCの中身をお互いに破壊しあう約束をする話でした。
しかし、今となっては、ネット証券、ネット銀行などをやっていた場合は、こんなことはやれんのですよ。
だいぶ昔に読んだ本なので、細かいところは覚えていません。また、図書館に借りに行こうかな、と思いました。