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2010-02-28

Bパート epispde1「ユニコーンの日」感想と解説のようなもの

| 22:21 | Bパート epispde1「ユニコーンの日」感想と解説のようなものを含むブックマーク Bパート epispde1「ユニコーンの日」感想と解説のようなもののブックマークコメント

 アバンタイトル2010-02-23 - ガノタのチラシの裏

 Aパート:2010-02-26 - ガノタのチラシの裏



 飲酒ドラッグのシーンはカットです。

 Bパートは、ジンネマンが箱の受け取りに、財団の屋敷を訪れるところから始まります。

 小説であるならば気にならないんですが、会話中心という動きの少ない場面はアニメでは気になってしまいます。

 カーディアスジンネマンの会話シーンが、それにあたります。

 サボアのギラ・ズールの戦闘を重ねるという工夫はみられますが、アニメ版が初めての人はこのあたりが少し退屈なんじゃないかと思います。

 会話内容ももって回った感じですからね。

 間にダグザのロトもでているのですが、説明がないのでこれも何だかわからないと思います。

 交渉決裂までは小説版通りの流れ。



 インダストリアル7内でのクシャトリヤとリゼルの戦闘です。

 見どころはサブアーム。

 コロニー内で平気でビームライフルを撃つ連邦の素人さがでています。

 また巻き添えで死ぬ人々の焼かれ方が妙に力の入った演出になっています。



 そして我らがリディ・マーセナス出撃。

 なんと今回台詞はありません。

 舞台あいさつによると、故意の演出で後にでてくる父ローナンも同様の演出で共通にするらしいです。

 尺がない言い訳にしか聞こえないというのは禁句。

 ネェル・アーガマの面々については全く言及がないので次回の序盤はネェル・アーガマのクルーの説明からでしょうか。

 これしか出番がないと、オットーがかっこよく見えますね。



 で、今回私が一番驚いたシーン。

 カーディアスの前にアルベルトが現れます。

 このシーンなんですけど、小説版ではまだカーディアスを撃ったのがアルベルトだと明かされるのはもう少し後なんですよね。

 しかしこのアルベルトも台詞無し。

 アニメ版で初めて見た方、こんなキモイやつですけど、良い小物キャラなんです、嫌わないでください。

 ちなみに声はガンダムXの主人公ガロード・ランと同じ高木渉さんです。

 ただ、マンハンターをカーディアスが倒すのだけは無いと思いました。

 なぜ追加したんでしょう。

 ガエルの存在意義が薄れる……



 ユニコーンにたどり着いたバナージ。

 説明がないため、どうやってたどりついたのかよくわかりません。*1 

 「いったいなんなんだよ!、あんた」以降のバナージの台詞は今回の名台詞。

 ガンダムの主人公らしさにあふれていると思います。

 Aパートでも書きましたが、アニメ版ユニコーンではモノローグが一切ありません。

 そのためキャラクターがどう思っているかというのは、想像するしかありません。

 それでも素晴らしいことに、そういう台詞のないシーンでも表情はしっかり変化させているので、アニメから入った人は小説を読んで、なぜこういう変化をしているのかを分かってもらえるともっと楽しくなると思います。

 というか表情の演出の素晴らしさに気づいていただけるかと思います。

 ……宣伝になっちゃいました。

 父だと明かされた時の、『ついでみたいに話していいことじゃない』の件が大好きなんですよね。

 そのシーンの表情の変化を見てると、演出がいいのがよくわかります。

 小説をお持ちの方は、ぜひ小説を片手に見てみてください、表情とモノローグの一致に驚くはずです。

 それと映画館で観た人にしかわからないと思うんですが、ここでバナージの回想が入ってBGMがとまるんですけど、その瞬間劇場全体が物音ひとつしなくなって、みんな引き込まれているんだなというのがわかって感動しました。

 ユニコーンの出撃は店頭プロモのような、拘束具を引きちぎるような演出はなしです。

 なんで店頭プロモをああしたのかはわかりませんが、あれはひどい演出だったと思います。



 クライマックスユニコーンクシャトリヤです。

 「逆シャア」の時代はコクピットのエアバックが透明でゴムみたいでしたが、クシャトリヤだと普通に布みたいで、なんだか退化しているみたいに見えたのが気になりました。

 その辺詳しくないのですが、どうなんでしょう。

 衝撃を避けるために、コロニーに穴をあけてそこから宇宙へ出るのは男の子ならテンションが上がるはず。

 そしてNT-Dが起動しデストロイモードにユニコーンが変形したところで、終了です。

 工エエェェ(´д`)ェェエエ工

 先を知っているといっても、いいところで終わりすぎて続きが気になります。

 この終わりだけは、「引き」を作るという点では最高なんですが、ファーストシャア「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを」に対応させたフロンタル「ただ認めて、次の糧にすればいい。それが大人の特権だ」にできなかったのは、演出としては失敗だと思うんですがどうでしょう

 結局原作の「ユニコーンの日」の8割くらいしか消化できていません。

 情報量にすれば、せいぜい半分くらいです。

 60分でなく90分だったらなぁ、と思わずにいられないです。



 次はepispde2「赤い彗星」で秋らしいですが、ガンダムOVAの過去の出方をみていると、年内に出ればいい程度で待っていたほうがいいと思います。

 すばらしいepispde1だったんですが、正直この先しばらくはあまり面白くないんですよね。

 面白くなるのは、たぶんepispde4くらいからです。






*1小説では、財団の屋敷から戻ったバナージには監視が付いており、その監視を利用して屋敷についています。なんとなくここから、バナージが動き出す気がして結構好きなシーンでした。