Frozen Teardrop 無言の前奏曲(サイレンス・プレリュード) 感想
小説版は、まさかの続編でした。
てっきりTV版のノベライズだと思っていましたので、これまでいくつか恥ずかしい発言をしてしまったと思いますが、スルーしていきます。
しかし、Endless Waltzで
AC197年
人々の元に平和は戻った
そして、
その後の歴史の中でガンダムを含むMSという兵器の存在は
二度とその姿を現すことはなかった
と言っていた世界で続編とは思いませんでした。
今月のプロローグには出てきてはいませんが、インタビューによると、MSも出るみたいですし。
しっかり「ガンダムを含むMSという兵器の存在」と言っていたんですけれども、この矛盾はどうするんでしょう?(黒歴史を混ぜるともっと以前から矛盾していたことになりますが、そこはかわいそうなので忘れててあげましょう)
舞台はAC(アフターコロニー)から年号が代わり、MC22年。
ACが何年まで続いたのかはまだ明かされておりませんので、Endless Waltzから何年後の世界かは不明ですが、少なくとも22年の歳月が流れています。
つまり、かつてのガンダムパイロットたちは、どんなに若くても37歳ということ。
思いきったことをしましたね。
少なくともキャラクターのファンの方は、ビジュアルを見ないほうがよさそうです(現状再絵があるかは不明です)。
今回のプロローグは「プリベンター」のキャシィ・ポォが、老子・張の元をたずね、そこで、ファザー・マックスウェルとデュオ・マックスウェルに出会ったところで終了です。
プロローグなので、とても短いのですが、新機動戦記ガンダムWをご覧になったことのある方は、気になる単語がたくさん出てきたのではないでしょうか?
まずは「プリベンター」。
Endless Waltzでおなじみですね。
現在は「地球圏の平和維持と武器廃絶を任務とした特務機関」だそうです。
そして所属している新キャラクターキャシィ・ポォ。
「ポォ」と聞いて思い浮かぶのは、Wでは一人しかいませんね、プリベンターウォーターことサリィ・ポォの娘だそうです。
父親はだれでしょうね?
本編中で恋仲になったキャラクターはいませんでしたので新キャラクターの可能性もあります。
既存のキャラクターで可能性があるとすれば、張五飛でしょうか?
Endless Waltzのラストで「プリベンター」に誘って一緒にいただけですけど。
ファザー・マックスウェル曰く、キャシィ・ポォの容姿は、サリィ・ポォそっくりだそうです。
サリィ・ポォを知っていて、マックスウェルというのも、思い浮かぶのは一人しかいません。
正式には明かされていませんが、間違いなくデュオ・マックスウェルです。
そして一緒に連れてきたデュオ・マックスウェルはファザー・マックスウェルの子供だそうです。
つまり初老に達した(私たちの知っている)デュオ・マックスウェルは現在では、ファザー・マックスウェルと名乗っており、自分の子供に自分と同じ名前のデュオ・マックスウェルと名付けたということ。
母親は普通に考えると、ヒルデ・シュバイカーですが、はてさて。
老子・張については描写が少ないので何ともいえませんが、ファザー・マックスウェルがデュオであることを考えると、おそらく張五飛ですね。
老子というのは老子Oからとったのでしょう。
期待していなかった分、すごく楽しめました。
どのくらいの長さになるのかわかりませんが、次回からの連載を楽しみに待ちたいと思います。
そういえば、ドロシーは大統領になってました。
Frozen Teardrop 感想 まとめ - ガノタのチラシの裏
MG 1/100 XXXG-01W ウイングガンダム (新機動戦記ガンダムW)
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