転職したら 相・連・報

 再就職に失敗する人に、よくあるのが、コミュニケーション不足。
その結果、新しい風土へのなじみの遅れだ。

 企業における中途採用は、補充にせよ、戦力化にせよ、急を要する。
だから即戦力になりうる人材を求める。
しかし、2度程度の面接と応募書類で、それを見極めるのは至難の業。

 実際に入社してみて、初めて、その人のスピードやコミュニケーション力がわかる。
これはいい悪いではなく、はやく新しい風土になじめる能力と行動力を持っているか、だ。

 そこで気を付けたいのは、報・連・相、ならぬ、相・連・報、だ。
まめに相談することで、接点は増えるし、相手の要望していることがわかる。
連絡を小まめに入れることで、相手は進捗状況がわかり、ていせいもできるし、安心もできる。
そのうえで、報告をすれば、ギャップは極限的に少なくなる。

 コミュニケーションという言葉は、抽象的である。
相・連・報によって、意志疎通を十分に行ってくのが、転職成功のコツである。