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がらくたにっき このページをアンテナに追加 RSSフィード

2018-12-28 並行しつつ(復)

『逆噴射小説大賞』に提出した作品の続きを書きつつ並行して資料を集めながら読んでいます。

この《並行する》って作業は自分の中ではけっこう大事です。執筆前から先んじてやろうとしても「エッ読まないかもしれない資料相手になにしてるの……そんなお金あるの? バカなの? 死ぬの?」と無意識が反発してきます(まず読みなさい。あと、資料代の問題と資料を読むか読まないかは別な問題ですね)。

かといって何も準備しないで思うままに書いていくと「どうして下調べしなかったんだ! このままではおれは暴走する小説パワーが爆発するのに巻き込まれるのにディテールというシールドが一切ないので防御が……グワーッ!」と作品に対するリアルさが欠けて死にます。極端!

ただ創作ってイマジナリーな部分というか、「知っているがあえて変えちゃおう」とか「この辺はあえて無視したほうが良いな」が結構ありますし、そのほうが盛り上がることも事実なので、そういうイマジナリーな部分と補填するべき資料の部分のつじつま合わせは難しい部分があります。資料通りに作っていこうとしても、どうしてもその部分だけ浮いちゃうんですね。

でも、それが資料集めをおろそかにして良い理由にはならないのです。

そもそも資料を読んだり観たりして「スゲエーッ! これおもしろいじゃん! この世界知らなかった!」とか、「写真撮影してきた公園最高だった……パフェもうまかった……景色もパワースポットで良かったしまた行こう……」みたいに、それ自体がインプットになったり新しいことへのきっかけになることもありえます。自分自身のリアルな体験になるのですね。

そして集めたリアルさをどこまで創作に落とし込めるか……インプットしたものをどこまで小説に応用できるか……資料の文章を自分で咀嚼して、自分の文章に変換できるか……という場面でもあります。

ということで結論は「あまり創作も資料集めも両方極端にしすぎず、おろそかにせず、納得できる範囲でやりなさい」です。いずれにせよインプットしないとアウトプットできなくなる……水が飲めなければ砂漠で干からびて死ぬ……車の両輪のように、二つともうまくグルグル回しなさい……でした。みんな虚無の中でも頑張って作品作ってくれ……おれもがんばってつくるぞ……! 選考に一度落ちたぐらいでへこたれてらんないからな……!

《終わり》

参考文献

パルプ小説の書き方(13):「おまえはR・E・A・Lさを追求しろ」(逆噴射聡一郎)

【CORONAは誰の手に】第1回逆噴射小説大賞:一次選考&二次選考結果の発表です!