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06年12月16日 土曜日

京都・奈良旅行記(3)ガラマニ奈良公園を行くの巻

近鉄奈良駅に近い、どこかのホテルを拠点としたガラマニ。4日目は、朝早く起き出して、奈良のスタンダードコースを、今日のうちになるべく多く回ろう、行き先は気分で決めたらエエがなという無計画な計画だ。旅行記(3)は、そんな駆け足デーの午前の部をお送りする。

まずは、とりあえずこれははずせない、奈良公園だ。東大寺大仏殿のような、みんながどっと押し寄せる所は、朝一で入るのがよかっちゃろ〜。

奈良公園の鹿たん、おじさんの後をついてゆくの図。

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ワーすごい。こんな人の少ない東大寺は初めてだ。朝霧の中に、静かに横たわる、東大寺。濡れ落ち葉の香りを、すぅっと鼻腔に吸い込む。

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東大寺には、何度も来ているが、俺は基本的に夜型人間で、今までは昼過ぎにしか来たことがなかった。だからこういう朝の雰囲気が、すごく新鮮なのだ。見事なまでに、人がいない!それに感動しちったい。

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ひんやりとした静寂の中に、そびえ立つ、巨大な建造物。幻想的だ。粛々と足取りが進む。早起きしてよかったなあ。

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朝の読経をする、紫や黒の袈裟、お坊様がた。高い天井に、男性合唱がろうろうと響く。前から思ってたんだけど、東大寺の大仏さまって、長谷川一夫に似てて、鎌倉の大仏さまは、池部良似だよね。

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お坊様が脱いだ下駄。整然と並んでて、いかす絵。

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みんな大好き二月堂。雨霞。線香の匂い。祈る声。

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二月堂の欄干から見下ろす。千両の木に、赤い実が鈴なり。雨に濡れて光る石段を、いそいそと駆け上がる老婦人。

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オットコマエな四天王さまがいる、戒壇院。表の門。

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奈良公園まで行って、戒壇院の、国宝・四天王立像を見ない者は、不幸せである。芸術見る目がなかろうから…

もしも俺が、日本を遠く、異国の地のはてに住んでいたとして、飛行機を乗り継いで何日もかけて、一目散にここ戒壇院へと向かい、四天王像の前に、ようやく辿り着いたとして。これを見ただけでも、来た甲斐があると思うだろう。

かように、ここの四天王は、生命力にあふれ人間的で、武人の鑑、男の中の男として描かれた、彫塑作品の世界的傑作である。隆起する筋骨、神経質そうな眉間、カッと睨むまなこ、きっと結んだくちびる。それらに反して、非常にやわらげなるのは、手指の表現である。足元の邪鬼はコミカルで、ふんでるあんよの指の表情、そのやわらかさには、四天王さまの、深くおおらかな「優しさ」がきらめくのだ。四天王は神仏だが、この作品は、人間の魂により彫り出された、「理想の男性像」なのである。俺は持国天さまがタイプだ。

戒壇院は裏門もしっとりとして、すてき。歩きたくなる階段。

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戒壇院近くの池にいた、「ほう、キミはなかなか、絵になるやないか。」な鹿たん。バンビ実写版映画の1カットのよう。

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興福寺の国宝館で、おなじみの阿修羅さんたちを見て、奈良公園を南下し、繁華街をぶらついた。簡単な昼食をとりながら、「さて次はどこへ行こう。そうだ、法隆寺も今日行っとこ。」歩いているうちにJR奈良駅に着いた。大和路線に乗り、法隆寺駅を目指す。以下次号。

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