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07年2月4日 日曜日

『絵画について』ディドロ著

本もけっこう読んでます。いま読んでるこの本は、胸がすくようなおもしろさ。

18世紀フランスのなんでも屋、ドゥニ・ディドロは、俺の大好きな作家でして、日本国では、あまり知名度はありませんが、フランスでも知名度ありませんが、「名前はみんな知ってるけど、なにやった人なのかは、みんな知らない。」とは、パリで出会った現時人ガイドの言ですが、俺内ではスーパーウルトラ有名人です。『絵画について』は佐々木健一先生のナイスソウルフルな訳文、解説も親切設計で読みやすい。でも、ディドロとヨーロッパ思想史、美術史について、ある程度の知識がないと、分かりにくい本かもしれません。まー、この本読もうとするようなやつは、そっち方面に興味あるやつでしょうから、そんな心配はいらんか。
ディドロがなんでおもしろいかと言うと、このおっさん、気分屋なんです。筆がのってくると、どんどん脱線する。しかも、イヤイヤ書いてるときなんかは、心にもない戯言を書くから、後世の研究者泣かせ。「これはディドロの本心なのか、いや、誰かへのツラあてに、わざとひねくれて見せてるのか?」ってね。メインテーマからはずれて、急に愚痴を言い出すし。わけわからん比喩を持ち出すし。もしもディドロが、ブログ書いたら、非常におもしろいものになったろうなー。

buddhistbuddhist 2007/02/06 12:20 ガラマニさん、お久しぶりです。
 私は山奥に住んでますから、東京に行くたびに美術館めぐりをするのが楽しみの一つです。ドゥニ・ディドロさん、初めて聞く名前です。私も絵画には興味がありますので、今度読んでみたいと思います。ブログで出会う一冊の本も縁ですね。

garamani1983garamani1983 2007/02/07 01:02 buddhistさん、ようこそ!
ディドロのこの本は、絵画についてのみならず、18世紀フランスの先鋭的な思想を網羅しており、それは現代人の我々から見れば、美術論の「古典」でありますのよ。いつまでも古くならないものが「古典」なのだ、「真理」なのだとビシバシ伝わってくる本です!

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