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11年6月17日 金曜日

フルカラーオリジナルえほん「キラキラおめめのおひめさま」のご紹介


「キラキラおめめのおひめさま」ガラマニ作

http://www11.ocn.ne.jp/~garamani/kirakiraomemenoohimesama.hyousi.html

満を持して、ワールドワイドウェブに登場!こんなの出してもエエのか!エエのや!

f:id:garamani1983:20110617141244j:image:w360

さいきん、更新作業していて、こんなに楽しかった更新も、そうない。元原稿の文章を、キーボードでたたきながら、俺ァ、書いた本人がいうのもナンだが、ペットボトルの水、ブブー吹いて、笑っとったもん。

いやー、おもしろい。書いた本人がゆーたらアカンが、ホンマにぃー、おもろい。
こんな、おもしろいもんを、押入れに閉じ込めて、誰にも見せずにとっておくなんて、ああ、もったいないってばさってば!

以下、ネタバレあり、注意


なにがおかしいって、まずは、ホソメ王国の国王夫妻の、計画性の、なさかげん。

本文その3


http://www11.ocn.ne.jp/~garamani/kirakiraomemenoohimesama03.html

目を、閉じたまま、壇上に出なさいってアンタ。すってんころりん、ころぶに決まっとるし、バレるに、決まっとるがな。

本文その4


http://www11.ocn.ne.jp/~garamani/kirakiraomemenoohimesama04.html

むかって左端の、大臣の息子のモデルは、カリオストロ伯爵です。ハイ、宮崎アニメのルパンのほうの、カリ城の。
中央にいる、侯爵の息子のキャラデザは、テケトー。
右端、軍装をした、将軍の息子のモデルは、
スタートレック」初代の、ミスター・スポックです。

本文その5


http://www11.ocn.ne.jp/~garamani/kirakiraomemenoohimesama05.html

王様が言う、

「ところで、ひめは、ずっと、おしろのおくで、そだったため、
きがよわい。あまり、おどろかせんように。」

部分を、俺、お水を飲みながら、キーボードうっててさ、
「きがよわい。」部分で、クチの中の水、ぜんぶ吹き出したもんね。

弱いのは、アンタの戦略だよ!

その5の原稿をスキャンしていて、気がついたんだが、
玉座の、右端に注目してくりゃれ。
カーテンのかげで、おひめさまが、スタンバッてるじゃないか。
「俺って、ゲーコマ(芸が細かい)やなあ!」と、自分でビックリしましたよ。

本文その9


http://www11.ocn.ne.jp/~garamani/kirakiraomemenoohimesama09.html

本編のクライマックスである。書いてた当時には、俺は、このおひめさまの「痛み」を理解したつもりでいたが…

うまれつき、身体が、他のにんげんとちがうというだけで、王女でも、王子でも、例外なく断罪されるという理不尽。俺は、このお話を、「子供だまし」で書いてはいけないと思っていた。

家庭科の教室で、内容を読み上げる発表が終わり、俺は、壇上でこう言った。

「この絵本で、主張したかったことは、

価値観というものは、絶対的ではありえない。とくに、本人の人間性を無視し、うまれつきの身体的特徴だけのために、たかが国家が、人民に 美意識 を植え付けたことは、すなわち、差別教育にほかならない。わたしは、このことを、子供たちに、わかってほしいと、願って、この本を作りました。」

本文その13


http://www11.ocn.ne.jp/~garamani/kirakiraomemenoohimesama13.html

デカメ王国の、王子登場。し、しかしぃ…。この王子、自分の国では、キング・オブ・非モテ。女性には免疫がないはずです。

に、しては、「もしもし、そこの、うつくしい、おじょうさん。」などという、女殺しなセリフを、軽々とくちにするあたり、つっこみどころ満載です。

さらに、容貌への自信が、これっぽっちもない、はずにしては、金髪に紫のメッシュをいれてたり、イヤリングにベルトにと、なかなか、ファッショナブルです。彼なりの、体制への反骨精神のなせるワザなのでしょうか。

デカメ王国の王子の、まるいペンダントに注目。これは、デカメ王国の紋章です。

その3で、ホソメ王国の宮殿にいた、おひめさまの父王の、かんむりや衣装には、細い目をモチーフにした紋章が、いくつも、見られます。その1に見られる、おしろの窓も、平民の家の窓も、細い目のかたちです。

これら、目をモチーフにしたデザインの統一性は、伏線として、ラストシーンにつながります。

本文その14


http://www11.ocn.ne.jp/~garamani/kirakiraomemenoohimesama14.html

むかって左の、黄緑色のドレスの女の顔、ムカつきますねー。こんなブスにすら、「にんげんあつかい、されない」って、デカメ王国王子の、苦しみは、いかばかりでありましょう。

本文その16


http://www11.ocn.ne.jp/~garamani/kirakiraomemenoohimesama16.html

「キラキラおめめのおひめさま」のラストです。

価値観のまったく異なるふたつの国が、ひとつになるということは、本編のヒロインが、夫とともに、数々の艱難辛苦に、立ち向かっていかなければならない将来を示唆しています。

「キラキラおめめの、おひめさまは、ずっと、ずっと、
 しあわせに、くらしました。」

彼女にとってのしあわせとは、ホソメ王国での、籠の中の鳥生活ではなくなり、みずからのちからで、みずからの愛で、人生を切り開いていくということ。だから、彼女の名前は、キラキラおめめのおひめさま。

歓喜のキラキラ涙。悲哀のキラキラ涙。

さいごに。その16の、ふたりの王冠に注目。

ホソメ王国出身の、おひめさまの王冠には、デカメ王国の紋章が。
デカメ王国出身の、おうじさまの王冠には、ホソメ王国の紋章が。

ふたつのくにが、ひとつになったんです…!!

紫の実紫の実 2011/06/17 23:08 やだーーーー懐かしいィィィィィ覚えてるゥゥーー覚えてるよコレーーー!!
私は、自分のはもう捨ててしまったよ〜。
さっき見た瞬間、「ちょっと、でれーうめーげ!!本物やてこれは!!」と叫んでしまいました。
いい話ですいい話ですよこれは!みんなで幸せに暮らしたのね。うう、良かった良かったなぁぁ。(;∀;)

garamani1983garamani1983 2011/06/17 23:24 紫の実さん、まさか、覚えててくださったとはー!
ありがとうねーーーーっ!

いま読み返すと、つっこみどころ満載で、
それが25年を経たー、作者の俺には、おもしろくって。

ちょいと、更新後書きに、そのへん、加筆してきますわ。

irohqirohq 2011/06/18 16:03 ガラマニさん……! 感動しました、感動しましたよー! 特に大きな涙の遠近感。素晴らしいです。物語にも感銘を受けました。他人に自分の価値観を押し付けちゃ、いかんですよね。新しい価値観の生まれたおうこくに万歳!

garamani1983garamani1983 2011/06/18 20:41 irohqさん、大粒の涙に、着目してくださって、ありがとう御座います!

>新しい価値観の生まれたおうこくに万歳!

素晴らしいコメントに、感激です。

「新しい価値観を作り出す」…現実の、この世界では、たぶん、もっとも難しいことだと思うからです。

ekkenekken 2011/06/19 09:27 デカメ王国のホソメ王国乗っ取り作戦じゃあないよね?

garamani1983garamani1983 2011/06/19 22:19 ekkenさん、言われてみれば、そうとも邪推できますねw
また、水、ふきだしましたわ。

ケージュケージュ 2013/11/22 23:47 リーンの翼やダンバインにはまって、サイトをぶらぶらしていたら、なんだか素敵な絵本を見つけてしまった!

キャラクターの喜怒哀楽が真っ直ぐに伝わる、可愛いらしいデザインやストーリー。つい何度も見返してしまいました。  
笑顔のおひめさまもいいけど、泣いてるおひめさまも可愛いです^q^ウヘヘ

心豊かな作品、ありがとうございます。

garamani1983garamani1983 2013/11/24 08:30 >ケージュさん

ようこそいらっしゃいませ!感想をどうもありがとう御座います。

>つい何度も見返してしまいました。

だなんて、本当にありがたいです。解説にも書きました通り、この作品は、俺が高校生の時に描いたもので、ちょうど応仁の乱があった頃です。うそです。すごく昔の作品だという意味です。

この画用紙に描いた絵本を、押し入れにしまいこんでおかなくて、本当によかったと感じ入ります。

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