先日博物館でI井さんに教えてもらった熱加工のし易い素材カイデックス
https://www.sekisuiseikei.co.jp/detail/?gid=1&pid=19
■深絞り成形が容易
・成形倍率で6倍の成形が可能で真空成形、圧空成形に最適。
・177℃〜199℃の温度範囲で深絞り成形が容易。
・0℃のアイゾット衝撃値が20KJ/平米と高く、低温でのご使用も可能。(K-100)
・広域条件での成形が可能。■高水準を誇る抜群の加工
・高耐衝撃性によりNC加工、プレス打ち抜きによるトリミングで割れの発生なし。
・プレス成形、機械加工、鋸切断、はさみ切り、穿孔、打ち抜きなどの加工が容易。
・溶接、接着など他材料との接合が可能。
・他の熱可塑性シートにはない成形時の破れに対する特別の抵抗力保持。(熱間引裂き強度)
■難燃性
・UL−94 V−0 相当 (燃焼試験 ASTM D−635)
・鉄道車両内装材の燃焼性規格で難燃性適合。
・燃焼時の煙が僅少の為 航空機、鉄道車両内装材に最適。(低発煙グレード)
・米国都市大量輸送機関の燃焼性基準に適合。(K−6200)
・FAA航空機基準に適合。(K−6565)
■耐衝撃性・耐薬品性
・アイゾット衝撃値でポリカーボネートやFRPに匹敵する衝撃強度保持。
・薬品付着、による変色、物性低下などはありません。
■均一な肉厚・軽量性
・肉厚を均一に成形する為の特別な温度調整などは不要。
・比重は鉄の1/6で軽量。抜群の成形性で航空機、車両の内装材など軽量化に威力を発揮。
あ〜、これは型(と、広範囲を均一に加熱するヒーター)さえあればゴールドパンでもスルースボックスでもヒートプレスで量産できそうだねえ。
まあ、その型を用意するのが大変なんだけどね。N村さんのように金属製のバテアをそのまま型にするというのは一つの方法だけど、何にでも使えるわけじゃないからなあ。
ゆり板(の凹片面)をこれで作れたらいいなあ。そのためには型を作るための良いゆり板が必要か・・・