アメリカ旅行 その3

朝6時。夜行列車は目指す駅、Flagstaffへ。電車を降りる。
Flagstaffの朝は寒い。昨日まで滞在していたLAが30℃ほどあったのに比べ、ここは10℃を切っている。
アメリカは国土が広いので、場所によって気候が全く違う。
グランドキャニオン行きのバスが来るまで時間があるので、駅回りを歩いてみる。

7時30分。駅にグランドキャニオン行きのバスが来る。10人ぐらいが乗る。中にはアジア系の夫婦もいる。どうやら韓国系のようだ。
バスに乗って2時間、グランドキャニオンのバス停に着く。絶景はもうすぐだ。
グランドキャニオンの園内を回るシャトルバスに乗り、ポイント(崖)へと向かう。
そして、ポイントへ到着。目の前には見渡す限りの谷が広がる!

日本人のツアー観光客がいたので、写真を撮ってもらったり、写真を撮ったりする。
しかし、この景観は写真では表現できない。これぞ絶景。
ポイントは結構あるので、園内のバスで回りながらグランドキャニオンを眺める。
ポイントには観光客が多いが、少し岩を下りるとそこには誰もいない。そこには風も音もない。
ほとんど何も聞こえない崖に座って絶景を眺める。とても気持ちよい。
そんな中、プレーリードッグを発見。写真に撮ろうと近づいたら、逃げてしまった。その後は顔しか出してくれなかった。

↑(真ん中の少し左)でもたまに、走り去るプレーリードッグを見た。
ポイントを回っているとグランドキャニオンを降りることが出来る道を見つけた。あまり時間がなかったが、
時間の許す限り降りてみることに。

崖の向こうには、虹がかかっていた。

そんなこんなで1日中グランドキャニオンを見ていた。グランドキャニオンからバスに乗り、Flagstaffへと戻る。
今夜はFlagstaffに泊まる。夜の町。泊まるホステルがなかなか見つからず、人通りの少ない通りを歩く。
その時、停めてあった車のサイレンが鳴り、焦る!何事もなくその通りを無事立ち去る。その後ホステルを発見。
ホステルには日本人のおじさんがいた。僕がチェックインであたふたしていると、彼が助けてくれた。非常にありがたい思いをする。
夜は駅の近くにあったタイ料理店に行く。タイの麺料理を食べる。アメリカのレストランでの食事は量が多い。満腹になる。
ホステルに戻る。今日は個室で、よく寝れそうだ。洗面台も付いており、ベッドもしっかりしていて安心。
ホステルに泊まっている外国人達が楽しそうに飲んでる。さっきの日本人のおじさんもそこにいる。
彼はここで慕われているようだった。僕もその輪に入ったが、会話が出来ない。歯がゆい。
明日も朝早いので、「寝るよ」と言ってその場から抜けた。
明日はモニュメントバレー。ネットで申し込んだアメリカのツアーに参加する。