衣替えでハッピーライフ♪

私にとって”衣替え”とは面倒くさいものの中のひとつ…
出すのはいいが、仕舞うことが苦手、、、というダメな人なわけで。。。
でも、よくよく考えてみると、衣替えをするのは、日本に四季があるからこそ。
季節に応じないものは、洗った状態できれいに仕舞うことで衣服を大切に、長持ちする
ことができるんですよね。

[平安時代]
宮中行事が始まりと言われている
更衣:中国の風習に従い、旧暦の4月1日、10月1日に夏服/冬服を着替える

[鎌倉時代]
衣服だけではなく、調度品まで替える

[江戸時代]
江戸幕府年4回の衣替えを制度化
一般庶民もこれに従う
旧暦
4月1日ー5月4日:袷(あわせ) 裏地付きの着物
5月5日ー8月末日:帷子(かたびら)裏地なしの単仕立ての着物
9月1日ー8日:袷(あわせ)
9月9日ー3月末日:綿入れ 布地の間に綿を入れた着物

[明治時代]
着物→洋服へ
役人、軍人、警察官の制服=洋服 夏服/冬服の衣替え

[現代]
クールビズ 
5月1日〜9月30日  室温28℃で快適に過ごせるようにする
 ノージャケット、ノーネクタイ
 ポロシャツや速乾性の生地

ウォームビズ 
11月1日〜3月31日 室温20℃で快適に暖かく過ごせるようにする
 発熱、温か素材の衣類、ベストの着用など
 

【衣替えのポイント】

◆虫干し

晴れて、乾燥している日に、陰干しをして、衣類に付く虫やカビを防ぐ
昔から衣類の他、本や調度品も虫干しして大切に保管されてきた

◆洗う
一度でも袖を通した衣服は必ず洗う
しみ、食べ物の汚れがあると、カビや虫食いの原因になってしまう

◆乾かす
・手洗いをしたものは洗濯表示に従って、陰干しにしたり、平らな場所に広げて
 型くずれしないように、乾かす

・クリーニングから返ってきたものは、すぐにビニール袋から出して、陰干しにし、完全に湿気を取る

◆しまう
・桐のタンスや衣装箱は衣類に呼吸をさせてあげられるので最適

・ケースには新聞紙や炭シートを敷き、衣類にあった防虫剤を入れる
防虫剤…効き目は上から下。 底ではなく、一番上に置く

・たたみジワ、型くずれが気になるものは、ハンガーにかけてしまう

・セーターやフリースなど、かさばるものは筒状にしてひもなどで結ぶ

・ケースの深さを利用して、立てて収納する
 …上に重ねるより、しわになりにくく、見やすく、取り出しやすい

・衣装ケースにラベルを張って、何がしまってあるか書いておく

・風呂敷の利用
  スキーウェアなど特定のものは、風呂敷にまとめてしまっておく

衣替えは手持ちの服を認識し、整理するチャンス!
新しいものも欲しくなるので、まずは要らないものを捨てて、スッキリを整理収納して、
季節に備えたいものですね。