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実際、最後は精神論ですよ。 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-03-24 安全啓蒙の愚かしさ このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

私は職業柄、アンケートなどの統計的な根拠を意図的に操作することが多々ある。

ある一方から見た時に丸に見える事実は、別の一方から見た時、三角に見える。

だから、事実を自らの都合のよいように提示し、相手を安心、納得させる技術というモノを身につけている。

ウソは言わず、相手を意図的に自分の都合のよいように誤解させる。

そういう占い師のような職業をしている。


さて、放射性ヨウ素検出で、都内は水が不足しているらしい。

関西圏でも多くのスーパーで水や乾電池、懐中電灯が品薄である。

親戚に送ろうというのもあると思うが、↓みたいな使い方をするクズがかなり大勢いるんだろう。

http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g101622217

大阪ではすでに震災特需が起きており、ひと月前はダンプ一台5万でも余裕で見つかったのに、今では8万で確保するのも難しい状況になってきた。

不景気に悩んでいた大阪土建業者の間では、震災の経験もあって複雑な心境だ。


さて、ネットではインテリさんたちが『焦るな情弱』と安全啓蒙を行っている。

・妊娠から分娩まで200Bqの水道水を毎日1L飲み続けると総被曝量は 1,232μSv

胎児に悪影響が出るのは、50,000〜100,000μSv以上。

・赤ちゃん(胎児)の被曝量は、母体の被曝量に比べて少ない。

・よって母体ならびに赤ちゃん(胎児)に健康被害は起こらないと推定されます。

皆さん冷静に! 東京水道水の放射線について 連れ込むな! 私は急に 泊まれない/ウェブリブログ

「20歳以上では、1Gy 以下の甲状腺被ばく後の甲状腺がんの発生確率は極めて低い」を使うとすると1000mSvだから「摂取量216トン以下では甲状腺がんの発生確率は極めて低い」ではになるな。この水を1日12リットルずつ50年間飲まないと「甲状腺がんの発生確率は極めて低い」になる。どう計算しても子供のいない人が水を買い占める根拠がでてこない。20歳超えたオジサンオバサンは子供に水を譲るべき。

2011-03-23 - 西尾泰和のはてなダイアリー

さて巷ではめちゃくちゃ怖がられている放射線。先ほど2Lを1年間のんで3msvとお伝えしました。と、同じ線量を今週1週間で浴びてます私!!時には1日で浴びてます! これでどうにかなっちゃうのであれば、私ったら何回生き返ったゾンビなのでしょうか!

basil_kr

2011-03-23 23:49:26

放射性ヨウ素のわかりやすいまとめ?東京の水道水が不安な乳児持ちママさんへ? - Togetter

摂取量216トン以下では甲状腺がんの発生率が極めて低い。

これの根拠は統計的データに基づいた、帰納法的なモノに帰結している。

はっきり言うと何にも根拠が無い。

そもそも、真に科学的な発言をさせてもらえば、放射線の危険性すらその正しさの証明は難しい。

ここに異議を唱える博士の方々はPh.Dを返上した方がよい。

我々の観測技術では、放射線のエネルギーで染色体が破壊された結果、人体が崩壊するなどの健康被害が起きるように見えているかもしれないが、実際は別の要因で人間が死にいたる可能性も現代科学では否定できていない。

これは科学の基礎の基礎だ。

第一原理が発見されていない現代では、すべての科学的根拠というのは仮説状態の枠を出ておらず、常に覆る可能性を秘めている。

どの科学的知識も、積み重ねでまるでそれが真実かのようにふるまっているが、実際は誰にもそれに根拠があるかどうかはわかっていない。


しかし、問題はそれでは無い。

今回は水だったが、次はパルプとか、自転車のチューブとかがパニックで不足することになりかねない。

こういう問題が起きた時に、インテリさんたちが行うべきは、安全啓蒙みたいな対症療法では無くて、情報伝達システムの問題究明ではないだろうか?

今回なんでこういうパニックが起きたかと私が問われたら、情報の出し方に問題があるからだと考える。


情報の隠ぺいをせず、わかっている情報を正確に伝えており、受け手にそれなりのリテラシーがあれば、上記のような仮説の積み重ね情報も一定の価値が出る。

しかし、今回政府は度重なる隠ぺいを行い、発表も二転三転させてしまった。

その結果、仮説の積み重ねである情報に何の価値も無くなってしまったのだ。

現状、ヨウ素が検出された発表があっただけであるが、短期間に何度も情報隠ぺいをした結果、政府の発表を信じられなくなってしまった。

現在はヨウ素の発表だけして、セシウムストロンチウムウランプルトニウムなどの発表は行っていない。

また、放射線に関する報道に関しても欺瞞とごまかしの連続であった。

確かに10ミリシーベルト/hはCTスキャンを受けた時の体外被ばく量と同等かもしれない。

しかし、その放射線源は何だったのかは明らかにされていない。

原子炉からの遮断が少なくなって、漏れ出たモノなのか?

それとも飛散した核燃料によって得たモノなのか?

それによって危険性は大きく異なる。

仮に、その放射線源が飛散したプルトニウムであったらどうだろう?

10ミリシーベルト/hのプルトニウムが体内に被ばくした場合、最低でも1週間程度でかなり大きな健康被害が出ると思われる。


このように、現在我々が得られる情報はあまりに確度が低く、あまりに一方向的な事例でしかない。

しかも、政府はこの体たらくだ。

実験結果の偽装などを行ってきた科学者の発表が学会で信用されるだろうか?

帰納法統計的な根拠というのは意図的に操作することが可能で、人間の解釈が混ざってしまう。

そして、意図的に操作された過去があるから、近い過去にそれを行った政府のそうした発表を市民が信じない。

一度疑心暗鬼に陥った人々は、このような安全啓蒙をしたところで、耳を貸さず、悪い方に悪い方に考える。

インテリさんたちは、もっとこの問題に目を向けるべきではないだろうか?


そして、リテラシーと判断能力を持ったインテリさんたちが正しい情報を得られ、羊の群れのように泣き叫ぶおバカさんたちには情報統制してずーっと安全情報だけ流し続けられるようなシステムをどうやったら構築できるか考える時が来たのではないだろうか?

どうせ、おバカさんたちは正しい情報を得たところで判断能力が無く、必要以上の情報を得るとオーバーフローを起こしてパニックになるだけなのだから、彼らに情報を知らせることが本当に有益なのか考える時代が来たのではないか?

どうせみんな、東京都の水より危険なモノいっぱい経口摂取してるでしょ?