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2008-03-02

[][]「ウェブ炎上」荻上チキさんとのトーク終了、感想と炎上防止のアイデアなど

「ウェブ炎上」の荻上チキさんとトークしますでお知らせしたgooニュース畑の第1回オフ会は無事に終了しました。gooニュースに記事となってアップされていますので、よろしければご覧ください。

ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)

「ウェブ炎上、あなたにもふりかかる?」ニュース畑オフ会の提案は「炎上保険」(gooニュース)

私からは、炎上(ブログにコメント欄が殺到するという狭義の炎上ではなく広く捉えて)は、ブログやSNSを運営していなくても、ネットにつながっていなくても誰にでも起き得るということ、ミドルメディアの登場やマスメディアがウェブの出来事に興味を持ったことで炎上が加速していること、パーソナル、ミドル、マスの共振で起きておりどのメディアが悪いというわけではないが社会的存在が大きいマスメディアの責任の比重は重いこと、などを話しました。

社会システム的な視点の荻上さんとのトークも刺激的でしたが、参加者も交えたワークショップでの炎上を防ぐためのアイデアも面白いものがありました。

・「炎上保険」:「炎上は交通事故みたいなもの」という発想から、ウェブで発言する人は誰もが保険料を必ず負担する、国民皆保険制度。マスメディアも、2ちゃんねるに書く人も皆、保険料を払う。毒舌な人は高い保険料を払う。PVが高いサイトやブロガーも、保険料が上がる。これが実施されたとき、予想される問題は「炎上詐欺」。

・「炎上消防署」:コメントをチェックして問題があったら消火活動にあたってくれるPR会社のサービスなどはすでにある。それをウェブの設計に組み込み、炎上したらそのサイトを公共サービスとして止めてしまう。

炎上保険と消防署は私が参加したチームのアイデアなのですが、実現するとそれなりに有効ではないかと思います。

交通事故は、どんなに注意しても起こりえると考えて制度が設計されているところがポイントです。法と保険に加え、「免許」(ルールやマナーの講習のようなものか)もあるとさらに効果が高まるでしょう。

消防署は、第三者機関がネットユーザーの通報などによって炎上を認知すると出動、ウィキペディアのように書き込みが出来なくなるというもの。言論空間を「公共的な空間」と考え、火事現場で建物の持ち主が消火活動を拒否できないのと同様、ブログの持ち主も含めて書き込みがストップするという仕組みです。しばらく時間を置けば冷静さを取り戻すことがある議論が加熱している場合などの対策ですが、ブログサービスを提供している企業の協力も不可欠です。

ワークショップの時間は短かったこともありアイデアが「生煮え」の部分も多かったのですが、ニュース畑で引き続き議論が行われていますので、もう少し具体的になっていくかもしれません。

ウェブ炎上、オフ会で議論しました 「炎上保険」とか「消防署」とか提案がいろいろ(gooニュース畑)

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