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2008-07-05

公開シンポジウム「アキバ事件で考える〜目撃ネット情報の使い方と報道・表現の自由」

7月5日(土)午後2時から上智大学11号館411号室で「アキバ事件で考える〜目撃ネット情報の使い方と報道・表現の自由」と題した公開シンポジウム(情報ネットワーク法学会デジタルジャーナリズム研究会主催)が行われ、私もパネリストとして参加します。会員以外の方も無料で参加できます。概要は以下の通りです。

「アキバ事件で考える〜目撃ネット情報の使い方と報道・表現の自由」

  • 日時:7月5日(土)午後2時から5時まで
  • 会場:上智大学11号館411号室(アクセスガイドキャンパスマップ、会場の11号館は四ッ谷駅から結構な距離がありますので時間に余裕を持ってお越しください)
  • パネリスト:歌田明弘さん(ジャーナリスト)、臺宏士さん(毎日新聞記者)、藤代裕之(ブロガー)
  • コーディネーター:橋場義之さん(上智大学教授)
  • 参加:無料(会員以外の方もご参加いただけます。会場に直接お越しください。入り口で名刺を一枚いただきます)

趣旨:東京・秋葉原の通り魔事件は、その背景の中にさまざまな問題をみることができる。

たとえば、派遣労働は、現代版「蟹工船」ともいうべき労働搾取による貧困・格差の存在を浮かび上がらせている。また、たとえばケータイ掲示板は、言葉の貧困によって危なっかしく成立している若者のコミュニケーション状況をクローズアップさせてもいる。メディアに関連していえば、ネット上にあふれ出てきた目撃者たちの証言と映像を、事件報道の中でどのように位置づけ、利用していくのかという問題であろう。

このことは何も目新しいものではなく、すでにあの9・11テロの際に米国で起きた現象として知られている。新聞・テレビの取材網ではとても把握できないほど多数の人々の目撃・体験情報がネット上で報告されたのである。日本でもネット上での似たような現象はあったものの、今回の事件が「情報通信」と「若者」というふたつの文化のシンボルになっている“アキバ”で起きたという点でまさに象徴的である。

数多くの偶然の目撃者たちが、モバイルを通じてその場で情報を共有し、なおかつネット上に写真や目撃談・感想をアップし、そしてテレビや新聞などのマスメディアもそれを報道に利用した。しかし、ネット上の目撃証言や現場写真といわれるものは、どの程度信用していいのだろうか。また、報道で利用する場合の「原則」はあるのだろうか?野次馬的コミュニケーションと報道との違いは何なのか? 報道をめぐるこうしたネット時代の新たな課題について、アキバ事件を通して考えたい。