田中裕也によるガウディの世界 このページをアンテナに追加

ガウディをはかる

2017-05-16

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グエル別邸のドラゴンの足
鍛鉄の足というより鉄板を巧妙に折り曲げて作っているようにさえ見えるドランゴの足。それにしても足の指の細さが気にかかる。
まるでサギの足指のように細長いことから力強さには欠けるが鋭さがある。このような表現を承知でガウディのデザインによる門扉の片開きの扉となっている。この足の下にはバラの花のようなレリーフが碁盤の目のように連続している。実はこのバラとドラゴンの足の組み合わせに興味が深まる。それがコードに繋がることに気がついてきた。
足指の付け根にギザギザの鉄板が貼られている。どんな意味があるのだろうか。しかもそばに針の付いた玉も置かれている、これは単なるか飾り、それとも何を想起させようとしているのか.??
ドラゴンとバラの関係は、カタルニア地方の神話に登場するがそれだけだけではないだろう。

2016-07-13

螺旋階段

08:19

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この螺旋階段はサグラダ・ファミリア教会の誕生の門脇にある最初の螺旋階段である。段数は128段蹴上は21CM
全て同じ寸法の階段となる。その脇には開口部がある。テラスに出る開口部、から始まり隣への連絡通路への出入り口、または鐘楼内部のホールへの開口部となっている。この螺旋階段の特徴は階段桁が螺旋状になっているために階段中央が穴になる。つまり円筒の目の抜かれた(または支柱の抜かれた)螺旋階段という言い方もできる。通常は中央に支柱があってその周囲に段がつけられるがこの階段はフランスゴシック建築にも見られるような形式の螺旋階段ということになる。機能性は利用するときに中央の階段桁が手すりを代行して、さらに支柱がないために小さなスペースでもより広くなモノの上下移動には容易なスペースということで合理的な階段ということになる。

2015-03-18

鉄管の格子

09:12

コロニアグエル地下聖堂を訪れる度に気になる格子。
妙に張りでた格子にどんな意味があるのかきになている。
この教会全体が廃材利用ということからこの格子も恐らく廃材であったにはちがいない。しかしどうしてこれだけ出っ張る必要があったのか。


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2015-03-03

10:21

コロニアグエル教会地下聖堂の実測は1983年から1985年までの二年間で実測と作図をした。
この教会は私にとっては心を癒してくれる空間でもある。
つまり地下聖堂だけができいるわけで教会としては住民のためのミサが挙げられることと結婚式場としてよく利用される。家庭的なサイズの地下聖堂で内部にはいると適度な明るさに静けさでここで過ごす時間を忘れさせてくれるような落ち着きと音響効果を醸し出している。
ミサを聞いていても聞きやすく仲間たちとお話ししても話しがしやすい場所でもある。
私にとっては理想的な空間である。
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2015-02-28

建築とは

12:33

コロニア・グエル教会地下聖堂を見学しながら建築とは何だろうと考える。ガウディとって建築とは、作品であり芸術的演出によって構成されている。それは彼の手記からもその芸術性が裏付けされている。ものが人為的に創作されるというのはどの世界でも共通する。しかもその創作には地域性を醸し出し建築が単なる経済的または消耗品的建築と言う概念では考えていないということをガウディは、作品を通して教えてくれている。

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