gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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サーチナ|ロシアは空母に「MiG−29」戦闘機を使うのはやめなさい、わが「J−15」買った方が得=中国メディア

中国メディア「新浪網」は21日、ロシアが保有する航空母艦アドミラル・クズネツォフ」に搭載する艦上戦闘機の新旧交代について、ロシアがすでに開発した「MiG−29」の艦上戦闘機タイプではなく、中国の「J−15(殲−15)」を購入した方が、双方にとって「お得」と主張する記事を掲載した。
アドミラル・クズネツォフはロシアが保有する唯一の空母だ。満載排水量は5万9100トンで通常動力。カタパルトは装備していない。
同艦が搭載する戦闘機は、「Su−27」を艦上戦闘機用に改造した「Su−33」だ。しかし機体の老朽・旧式化などで更新が必要になった。
新浪網記事はまず、「Su−33」の生産ラインはすでに廃棄と指摘。ロシアが必要とする艦上戦闘機は24機にすぎないので、ライン再開は経済的に不合理と論じた。
ロシアはすでに、インド軍の求めに応じ「MiG−29K」艦上戦闘機を開発している。同機については45機の代金12億ドル(約1430億円)に加えて、開発費7億3000万ドル(約874億円)をインド側が支払う条件で、ロシアと契約した。
記事は、MiG−29Kは旧型機のSu−33より劣ると指摘。電子装備は刷新されたが、航続距離の2000キロメートルはSu−33の3000キロメートルより後退。さらに、搭載可能な燃料と武器の合計は5.5トンで、Su−33の6.5トンより少ないと評した。
攻撃のために目標により接近せねばならず、攻撃の威力も十分でなければ、相手の反撃のチャンスが増大することになる。記事は、戦闘機の性能が「空母の生死を分ける」ことになると論評した。
記事は続けて、中国が“開発”したJ−15について「『WS−10A(渦扇−10A)』エンジンを2基搭載し、航続距離は3500キロメートル」、「アクティブ・フェーズドアレイ・レーダーを備え、操縦を制御するソフトウェアも進化」などと紹介し、性能はSu−33より上と主張。
さらに、中国は現有の「遼寧」以外に、さらに空母を建造するとして、J−15はコストダウンできるはずとの見方を示した。
記事は最後の部分で、艦上戦闘機を中国とロシアが共同開発する方法もあるとした。実現すれば、中国はロシアの高い技術を学ぶことができると主張し、ロシアが受けいれるのは難しいとした上で、「学生に教えることのできる教師が飢えることはなくなる」との表現で、ロシアには資金不足の問題を低減できるとの見方を示した。
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◆解説◆
J−15は、中国がSu−27を、開発側であるロシアに無断で改良した「J−11B」を艦上戦闘機用にさらに改良した機体。中国はJ−15の開発にあたり、ロシアがSu−33開発にあたって作った試作機をウクライナから入手して、参考にしたとされる。
ロシアは現在のところ、MiG−29Kを艦上戦闘機として採用し、合わせて寿命延長と導入技術更新の改修したSu−33を2025年まで使う方針とされる。(編集担当:如月隼人)(写真は新浪網の21日付報道の画面キャプチャ)

http://news.searchina.net/id/1592143?page=1

…うわ…こマ?
本気で言っているとしたら、中国人の恥知らずっぷりは、もう天元突破しているとしか。
確かに、デッドコピーとは言え最新のアビオニクス武装を施したJ15は、近代化改修していないSu33相手に優位かもしれんが、AESAとかエンジンとか、中国がパクり切れていないロシアの最新技術分野では劣るので、近代化改修すればSu33の方が確実にJ15より優位になる。
加えて、中国にはどうしてもエンジン分野では、ロシアに勝てない。
それでなくてもスキージャンプ式で離陸時ペイロード低めのSu33の、更にデッドコピーのJ15は、足りない水力分だけ武装か燃料を減らすしかなく、武装過剰が好きな中国人民軍なら、武装を減らすなんてとんでもない。
つまり、空中給油機と組まないとまともな運用できないんじゃないかな。
しかし…どうして中国人はここまで恥知らずになってしまったのだろう。
昔の中国人の偉大さを知るだけに、今の中国人のダメさ加減は、余計に酷く感じるのかもしれんが。