gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

スマフォ OS 戦争が終結した: それを示す1枚のチャート! | Agile Cat --- in the cloud

グローバルにおけるスマートフォン市場では、メーカーたちが消費者の愛情と財布を狙うという意味で、これまでと同様に競合が繰り返されていが、その一方では、長年にわたるプラットフォーム戦争が終結しようとしている。Gartner の最新レポートによると、グローバル・スマートフォン売上の 99% を AndroidiOS が占め、その他のプラットフォームが無意味なものにされている。
(後略)

https://agilecatcloud.com/2016/08/30/smartphone-platform-market-share/

なお、iOSのシェアはかつてWindpwsにMacOSが押し潰されて行った様に、これから漸減していく事は、まあ歴史的に見て明らか。
何故って?
利用者が多いってのは、それだけ「トラブル解決に必要なコスト」が低くなる。
それは、大衆化には必要不可欠な要素だからだ。
スマートフォンと言う機器のコモディティ化が進むにつれて、Android と iOSの差は、どんどん小さくなっている。
その癖、1社独占のiPhoneとiOSは、ここ数年、ハードウェア性能の点では、常にAndroid機の後塵を拝し続けている。
iPhoneは無印とPlusの2機種しかない*1癖に、ブランド以外の部分で、Android機に勝る部分が無くなりつつあるのだ。
「豊かさとは、選択肢の多さだ」という言葉がある。
その意味では、AndroidはiPhoneより圧倒的に豊かだ。
しかし、この流れに逆らうのが日本人である。
実は、選択肢が多くなればなるほどに、幸福度が下がる…という心理学研究もあったりする。
これは欧米の研究だが、欧米人より日本人に強く適用されるものだと思う。
何故なら、日本人は、試行錯誤してベターを選ぶより、皆が認めるベスト(必ずしも本人にとって、ベストではない)を選んだ方が、幸せを感じるからだ。
だから、マスコミが推すタレント候補者がバンバン当選するし、選挙の際に候補者の公約を比較しようとする労力すら支払おうとしない。
そんな日本人なので、これらかもiPhoneはスペックをAndroidと比較する事も無く、無条件に高級機として人気を維持するだろうし、Androidは一段低い物として認知され続けると思う。

*1:今はSEを含めて3機種か