gayuu_fujinaの愚草記 このページをアンテナに追加 RSSフィード


RSS feed meter for http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/ Map

2017-06-29 (Thu) 眼鏡が出来る日

[] 攻撃ヘリコプター「アパッチ」にレーザー兵器を搭載する試験に米軍が成功、実戦投入は近いとの予想も - GIGAZINE

アメリカ軍運用する攻撃ヘリコプター「AH-64 アパッチ」に、レーザー兵器を搭載する試験が行われ、成功しました。レーザー兵器で武装したアパッチの実戦配備は、比較的速やかに行われると見られています。

(中略)

レーザー攻撃を想定したイメージ映像はこんな感じ。アパッチに搭載したレーザー砲は、ヘリから直線距離で1.4キロメートル範囲にあるターゲットを攻撃できるとのこと。

(中略)

攻撃ヘリに搭載できるミサイルにはサイズの制約があり、ターゲットに近づきすぎると攻撃ヘリ自体が対空誘導弾などで撃退される危険があります。また、上空高くから爆弾を使った攻撃ではターゲットを絞り込むことが難しく誤爆を伴いやすいという問題もあるとのこと。このため、攻撃ヘリの攻撃力を高める手段としてレーザー兵器は非常に理にかなっており、今回アパッチに装備されたサイズレーザー兵器であれば、他のヘリコプターへの転用比較的容易であることからヘリコプターレーザー兵器の開発は活発化しているようです。

(後略)

http://gigazine.net/news/20170627-laser-helicopter/

うーん、主要攻撃兵装としてのレーザーは、小型で相応の出力しかない場合、あんまり筋が良いとは言い難いんだがなぁ。

まず、主力戦車はもちろん、トーチカなどの構造物破壊にも向かないし、射程が1.4km程度なら、歩兵でも持てる短SAMの射程圏内から歩兵や軽装甲目標が相手でもリスクがある距離になる。

そもそもアパッチに搭載されているM230機関砲の最大射程が4.5km、ヘルファイア対戦車ミサイル化が8km、スティンガー対空ミサイルが4.8kmで、レーザーが最も有効射程が短い事が判るだろう。

から、記事にある「ターゲットに近づきすぎると攻撃ヘリ自体が対空誘導弾などで撃退される危険」は、むしろレーザー搭載型の方が高まるである

これらの事実纏めると、レーザーの利点は、一発当たりの単価がヘルファイアスティンガーより安い事ぐらいで、対戦車用にレーザー威力が高いとも思えないので、威力的に代替できそうなのは対空用としてのスティンガーくらいだけど、射程が短か過ぎる。

まり、どちらの代替にもならない。

では、M230機関砲の代替

それこそ、まさかだろう。

射程にも威力にも劣り、価格的な優位はミサイル程に大きくないのだから

結論から言うと、攻撃ヘリにとって、新しいユニークな位置づけの装備となる。

から、今まで通りにM230機関砲もヘルファイアスティンガーも装備するし、それらの置き換え用途兵器ではない、と言う事だ。

恐らくは、無人の攻撃ドローン兵器を、安価に叩き落とす為に使われるんじゃないかな…。

M230機関砲の搭載弾数は1200発程度しかなく、2分以下で全弾撃ち尽くしてしまう。

安価ドローン兵器が10機も飛んできたら、それだけで撃ち尽くしてしまうだろう。

対してレーザーなら、1発でドローン兵器撃墜でき、恐らく10発程度は撃てるだろうから、高価なスティンガーを使う必要も無く、M230機関砲は対地攻撃に専念できるようになる。

これが想定される用途なんじゃないかなぁ…。

ただ、その場合軽車両にも搭載できるタイプも出て来る事が予想されるんだけど、多分アパッチ最初からマルチモードレーダーを搭載しているからレーザー本体だけの搭載で使えるってのが、売りなんじゃないかと。

…その場合レーダーを搭載していない汎用ヘリには使えないよなぁ。

投稿したコメントは管理者が承認するまで公開されません。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/20170629/p2