6個の南京錠でがちがちにロックされたこの鍵…よく見ると面白い仕組みになっていた:らばQ
これは面白い。
無駄に複雑にしているとは思ったけれど、「複数の鍵で、1つのゲートを共有する」という目的だとは、なかなか思い至らない。
安価で実現できる、と言う観点でも、セキュリティミスの所在を明確にできる点でも、優れた手法だとは思うが…セキュリティ自体の堅牢性は、価格相応に低レベルである点を理解せずに、あちこちで使われているとしたら、それはそれで問題と言うか。
海底鉱物、引き上げに成功=世界初、国内資源開発へ「一歩」−沖縄近海:時事ドットコム
経済産業省と石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は26日、沖縄近海で実施した試験で、深さ約1600メートルの海底にある鉱床から鉱物資源を連続して引き上げることに成功したと発表した。連続して大量の鉱物資源を引き上げたのは世界で初めて。今後、精錬などの技術を検討しつつ資源量も調査し、2020年代半ばごろの商業化プロジェクトの開始を目指す。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092601041&g=eco
日本は鉱物資源の大部分を海外に依存しており、経産省は今回の結果を国内の資源開発技術の確立に向けた「大きな一歩」(資源エネルギー庁)と評価。世耕弘成経産相は「世界第6位の排他的経済水域(EEZ)の広さを生かした国産資源の開発を進める」と語った。(2017/09/26-18:46)
課題は全て「コスト」という一点に集約されるのが、日本の資源開発なんだよね…。
この試験に於いては、強力な大型水中ポンプを使い、海水と共に細かく破砕した鉱石を1500m上の海上運搬船まで引き上げたという、傍から見ても「力技」としか言いようが無い手法が使われている。
海底で鉱石を集め、砕く「採掘・集鉱試験機」等の運用も重要な試験項目ではあるんだけど、深い水底から資源を安価に引き上げる技術開発が一番重要と言うか、全てのネックなんだよね。
この手で行く気なら、メガフロート上に原発乗っけて、そこから得た安価な電力を元にポンプを大量稼働させ、精錬まで一括で行える水上移動基地を作る、ぐらいの設備投資しないと、駄目なんじゃないかね。
日本の銀行とか官僚は、どうしてもその手の大規模投資では、冒険する事は無理だと思うけど。
そもそも、原発とメガフロート、海底採掘、全ての要素で管轄がどーこーという段階で、足を引っ張られて頓挫する未来図しか見えない点。