gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

食事を記録しよう

体重:kg
体脂肪率:%
朝食:富士そば 朝そば with おくすり
昼食:コバラヘッタ 2種のターリー
夕食:弁当
昨日、帰り際に不具合を見つけて、対応してたら終電を逃してしまったので会社に泊まったのだが、室温的に見て会社の方が快適環境(自室 8度、会社 23度)の筈なのに、中々寝つけなかったせいで、寝不足。
今日は午後出社なので、会社近いお茶の水で朝食を取り、秋葉原散策して、ランチをアキヨドで取り、のんびり会社へ。
寝不足なので、明日のリリース準備したら帰ろう…

リアル「トロッコ問題」としてのダム緊急放流 - 読む・考える・書く

(前略)
「トロッコ問題」など現実には起こり得ないと思っていたのだが、昨年7月上旬の西日本豪雨の際、愛媛県を流れる肱川(ひじかわ)に設けられたダムの管理者たちはまさにこの問題に直面していたのではないかと気がついた。
(中略)
ダムの管理者たちはこのトロッコ問題をどう解けばよかったのか。正解はオリジナルの問題と同様、「こんな問題を解かねばならない状況に陥れた奴を殴る」だろう。
(中略)
やたらとダムばかり作るのではなく、下流域で堤防、水門、排水施設の整備を行うといった適切な治水事業を行っていれば、緊急放流を行っても洪水にはならず、ダム管理者がトロッコ問題的ジレンマに陥る必要もなかった。牧田氏の記事のタイトルどおり、この水害は「ダム偏重による行政の倒錯と怠慢が生んだ人災」だったわけだ。

http://vergil.hateblo.jp/entry/2019/01/12/195932

肱川のダム放流に関しては、防災に強い関心があった前市長の肝煎りで、ダムと大洲市長との間にホットラインがあったのに、市長交代の際に失われ、ダム側の情報が正しく大洲市に伝わってなかった。
だから、ダム側は最善を尽くして時間を稼いでいたのに、大洲市側がまったく状況を理解できていないうちに、ダムが稼いだ時間を浪費したのが、避難指示が遅れた原因だってツイートを見た気がする…。
そもそも、ダムには「容量限度」があるので、放流せずに踏ん張った所で、嫌でもダムから溢れて流れてしまうし、その際にダムの上に設置されたゲート開閉装置やポンプなどの設備が冠水して破損し、ダムが「管理できないただの堤防」になってしまうから、ダムの緊急放流に関して責めるのは、雨雲に向かって「コラッ、降り止め」と言うぐらい無駄なのだ。
である以上、大洲市側がダムの状況を注視して、早めの避難指示を出すべきが、本来のリスクコントロールなのに、何故か「ダムによる人災」というイメージが先行している感がある。
記事の通り、堤防、水門、排水施設を余裕もって整備出来れば理想だけど、西日本の豪雨災害は、やはり「観測史上最大」を幾つも記録するような、記録的な集中豪雨だった。
東日本大震災の後に議論されたスーパー堤防と一緒で、1000年に一度の緊急事態に備えるべきか否か、と言う話でもある。
この場合、「こんな問題を解かねばならない状況に陥れた奴」は、100年や1000年に一度のイレギュラーに対応するのは金の無駄、と判断した過去の有権者と支持者なのか、異常気象を起したカミサマなのか…。
少なくとも、アベノミクスの国土強靭化に反対していたような連中が、前者を非難する事は許されないと思う。