書店で目当ての本を見つける方法。

書店をブラブラするのは楽しいものですよね。アマゾンさんに頼りっぱなしの自分も、先にちょっと中身をチェックしたい・・・なんて時にも近所のリアル本屋さんはなくてはならない存在です。ところで、皆さん書店でどのように目当ての本を探していますか? 新刊や話題の書籍ならともかく、簡単に見つからないような本を探すとき、私自身はちょっと苦労したりします。店員さんに聞けばすぐ解決ということもあると思いますが、「フォトリーディング」しながらブラブラ歩くのもなかなか効果が高いようです。
フォトリーディングとは、見たモノを画像として脳に入力し情報処理すること。読書法としてはかなり認知されてきていると思います。

図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める

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ポール・R・シーリィ著「あなたもいままでの10倍速く本が読める」ではその方法を次のように紹介しています。

  1. 準備・・・集中できる状態に入る。
  2. プレビュー・・・前書きや後書き、著者の経歴、目次などをざっと読む。
  3. フォトリーディング・・・実際に2〜3秒に1ページのペースでめくり、それを眺める。
  4. アクティベーション・・・少し時間を空けて脳内で情報処理を活性化させる。
  5. 高速リーディング・・・さらにとばし読みをして理解につなげる。

このスキルを書店で目当ての本を探し当てるのに実践してみました。

  1. 準備。書店に入り、店内に目当ての本があるとしたら絶対に見つかる!と自分に言い聞かせる。
  2. プレビュー。目当ての本がありそうなエリア(作者・カテゴリ)の目星を付ける。また手元のiPhoneで出版社や表紙・背表紙など見た目や作者の情報を入手。
  3. フォトリーディング。実際に店内を探索。1冊1冊の背表紙を目で追わず、棚ごとにざあっと目を通す。自分の目がデジカメだとして、目当ての本がありそうなエリアの全ての棚の写真を撮る感覚で。
  4. アクティベーション。店内をブラブラとし、別のコーナーの本などに目を通すなど少し10分ほどリアル本屋を楽しむ。
  5. 高速リーディング。直感的に「このあたりかな?」と感じるコーナーで目当ての本を探してみる。

今回探した書籍↓

怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)

怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)

地方都市の大型書店で、地元では品揃えが豊富で有名な書店ですが、こちらのサンガ新書のシリーズはこの本を含めて3冊だけの在庫。場所も正直何故ここに置いてあるんだろう?という場所にあったのですが、高速リーディングし始めて1分ほどで目に飛び込んできました。今回の実験は見事成功です!
いつも今回のように成功するわけではないのですが、うまくいくときはリラックスできる状態で気分がいい時が多いようです。