ヤッターマン

嵐の櫻井くん主演でフカキョンドロンジョ様というのがウリのアニメ原作三池映画。
三池さんの作品にはずっと興味ありつつもしっかり鑑賞したことがありません。

一番印象に残ってるのはやっぱりフカキョンのカワイらしさかな。
普通に考えたらS属性のセクシードロンジョに一番はまるのは杉本彩とか、若いとこでいけば真木よう子ですよね。
個人的には真木さんのドロンジョ見たかったな−。きっとお子様向けにはならなかったろうけど。

結局今の日本を代表する(健全な)セクシー女優*1という座はがら空きで、そこを狙ったホリプロフカキョン押しだったのでないでしょうか。
この作戦の一歩目はまず成功。

後方から同じ座を長澤まさみサイドが狙っているという情報もあり、なかなかこのポジションの争いも今後楽しみです。
本当ならこのポジション、当分は真木よう子さんが君臨するはずだったのですが、妊娠・結婚とあっさりその座を明け渡してしまいましたね。

ちなみにヤッターマン2号でありヒロインであるはずの福田沙紀さんはまったくその存在感を発揮できてなかった気がします。
あれだったらベッキーがやってくれた方が10倍は楽しめたなー。
ま、単純に海江田博士の娘役の岡本杏理さんの方が美少女だったということと、脚本演出的にこの娘役のさりげない所作のおもしろさっていうのが勝ってたということかも知れませんが。

とりあえず花粉症の薬のせいか、途中眠くてしょうがなかったです。
でも映像的に楽しい映画だったと思います。


(2009年映画鑑賞4作目)

*1:健全さが必要かどうかはまた別の話ですが

少年メリケンサック

下品で残酷で優しい映画。
峯田くんが主演で田口トモロヲさんが監督のアイデン&ティティも残酷で優しい映画だったけど、これはそれにかなりエッヂの効いた下品さがプラスされる。
この映画では中年バンドのボーカルを田口さんが、そして25年前の若い時の田口さんの役を峯田くんが演じてたり、70年代の伝説のバンドの人たちがカメオ的にちょい役で出てたり、ドラマー役は実際にグループ魂*1のドラマーだったりとクドカンらしいギミックも当然満載。


最初にも述べましたが、この映画は凶器的に下品です。ただ主演の宮崎あおいちゃんがあまりにきらきら輝いていて、観終わった後忘れちゃってる人が多いかもしれませんが、冷静に思い出すとかなり酷い(笑)
つーかお下劣です。そのまま地上波に乗るのか疑問です。デートには適さないと思います。
ゲロ・クソ・ケツ・屁にバイオレンスに曲がった鼻、全部リアルに出てきますから。
でもだからこそ優しい映画なのかもしれないし、さすがクドカン!って映画でした。
公開日に観に行くくらい楽しみにしてて全く期待を裏切らない出来でした。

そしてやっぱり宮崎あおいは凄いって思わせる映画です。


クドカンの監督一作目の弥次喜多道中も観てみたくなりました。


少年メリケンサックはこんな感じ [DVD]

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(2009年映画鑑賞3作目)

*1:監督のクドカンがやってるバンド

ブラブラバンバン

スウィングガールズ」とか「うた魂♪」とか「リンダリンダリンダ」とか高校生が音楽に打ち込む話ってどれも大好きなんで、この吹奏楽部を舞台にした映画も凄く楽しみにしてたんだけど、最初の10分で「あれ?」って感じで失速、そして失笑。うーん、僕にとってはダメ映画。
何がやりたいのか、描きたいのかがさっぱり分かんない。
ギャグもエロスもシリアスも恋も青春もなにもかもが中途半端。


一番最初に主人公の男の子を振る役で出てくるアッキーナのキャスティングは良かった。
よくいる可愛くて残酷な女の子になってた。


主役の安良城紅は雰囲気あったしセクシーで良かったけど、彼女が演じる女の子の葛藤とかいまいち映画として表現し切れてなかったんじゃないかな−。
もったいないなー。
ただ彼女が指揮をしながら吹奏楽の演奏に合わせて歌う歌はとても良かった。それだけがこの映画の救い。


原作はマンガのようで、きっとマンガで読めば面白いのでしょう。

ブラブラバンバン 1 (ヤングサンデーコミックス)

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(2009年映画鑑賞2作目)

K-20 怪人二十面相・伝

「ALWAYS三丁目の夕日のスタッフがおくる!」がキャッチコピーの作品。
確かにVFX凄いです。第二次世界大戦に負けなかった日本の戦後というパラレルワールドが舞台。なかなか素敵な設定です。
「帝都」って言う言葉にはゾクってくる。

金城武の癖のある日本語(ファンタジーな世界観にしか合わない)と松たか子ステレオタイプな活劇お嬢様がすごく漫画的で僕は大好きでした。

國村準と妻役の高島礼子が凄くよかったです。
高島礼子さんがこんなに素敵な女優さんだとは知りませんでした。

あと明智小五郎役の仲村トオルも良かった。
彼があんなに器用で巧い役者さんだと言うこともこの映画で知りました。

続編があるなら是非観たい。
そう思わせる映画でした。

K-20 怪人二十面相・伝 オリジナル・サウンドトラック

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(2009年映画鑑賞1作目)

結局映画100本観れず(´Д⊂

2008年の目標であったところの映画100本鑑賞は達成できず!無念!
半分の50本にも届かずの38本でした。
以下に今年観た映画をまとめてみます。

  1. (01/23)ピンポン
  2. (01/26)シムソンズ
  3. (01/27)墨攻
  4. (02/05)プラダを着た悪魔
  5. (02/06)グミチョコレートパイン
  6. (02/07)デイジー
  7. (02/11)人のセックスを笑うな
  8. (02/12)舞妓Haaaan!!!
  9. (02/13)笑う大天使
  10. (02/15)鉄コン筋クリート
  11. (02/20)時をかける少女(アニメ版)
  12. (02/22)アイデン&ティティ
  13. (02/24)がんばっていきまっしょい
  14. (02/26)ロボコン
  15. (02/27)全然大丈夫
  16. (03/10)楓ニュータウン
  17. (03/11)リボルバー 青い春
  18. (03/11)クローサー
  19. (03/12)マーズ・アタック!
  20. (03/15)ロスト・イン・トランスレーション
  21. (03/18)フィフス・エレメント
  22. (03/19)亀は意外と速く泳ぐ
  23. (03/20)どろろ
  24. (03/21)ガチ☆ボーイ
  25. (04/01)愛人/ラマン
  26. (04/04)長州ファイブ
  27. (04/13)うた魂
  28. (04/16)ニライカナイからの手紙
  29. (04/29)ライラの冒険
  30. (05/05)アトランティス・失われた帝国
  31. (05/06)イーオン・フラックス
  32. (06/14)夜のピクニック
  33. (07/27)世界で一番美しい夜
  34. (07/28)百万円と苦虫女
  35. (08/25)デトロイト・メタル・シティ
  36. (09/02)崖の下のポニョ
  37. (09/13)パコと魔法の絵本
  38. (12/20)パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち


こう並べてみると2月3月4月はがんばってましたね。
この調子で観てれば100本いってたかも。
下半期はひどい。

38本中劇場で観たのは12本。あとはケーブルテレビのをHDDに録画してみました。
まだ観てないのが30本くらいHDDに残ってます。。。

来年こそ100本!
せめて50本は超えたいなぁ−。

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち

ディズニーランドのカリブの海賊は子供の頃から大好きだったのに、一度も見たことが無くてディズニーチャンネルにて初めて鑑賞。
噂通りのおもしろさ!!!

主人公は小ずるい悪党なのに、ジョニーディップの演じるキャラクターに魅力がありすぎて素晴らしい。
アトラクションのカリブの海賊の名シーンがさりげなく(?)映像化されているのもカリブの海賊ファンにはたまりません。

三部作と言うことでまだ観てない二作目、三作目を観るのが非常に楽しみです☆





(目指せ100作鑑賞☆38作目)

パコと魔法の絵本

映像的にも役者的にも凄くリッチな映画。
これ本当に日本映画って思うほどのスケールと色遣い。
さすが中島哲也監督。

始まってすぐ原作者の後藤さんが出てきたのもポイント高かったです。
主演の女の子もかわいらしいし、楽しいし泣けるし。

このクオリティの映画が毎年見れたら幸せです。

パコと魔法の絵本 オリジナルサウンドトラック

パコと魔法の絵本 オリジナルサウンドトラック


(目指せ100作鑑賞☆37作目)