2009-10-19
森薫の乙嫁語り1巻
ついに、ついに、ついに発売しましたね。
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: コミック
- 購入: 54人 クリック: 1,368回
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森先生の作品の特徴と言えば、これでもかというくらいの凝りかたです。
これはコミックナタリーの特集記事に書いてあったことからもよくわかります。
http://natalie.mu/comic/pp/otoyomegatari
秀逸な記事と貴重な作業現場なので、お暇な方はぜひご覧あれ。
で、ここから感想。
一言で言うと、読んでてウキウキするマンガだなぁということ。
歴史背景とかストーリー展開はもちろん面白いのですが、自身も楽しんで描かれているからなのか本当に読んでいてウキウキします。
心躍るというかまさにそんな感じ。
まず絶妙なのがキャラの立ち位置です。
カルルク(12)とアミル(20)の夫婦の物語なのですが、この時代ほぼ姉さん女房なんてありえません。
男尊主義の社会において女性は言い方はひどいですが産む機会です。
中央アジアはイスラム教や上座部仏教の影響が強い地域なので、男尊主義という文化が根強いです。
そんな中でこの立ち位置はあり得ないとはいえ、読者心をくすぐります。
むしろ、ありえないからこそ作者の腕の振るいどころであり、読者としてはウキウキします。
設定がないほうが作りやすい分、前情報がなさ過ぎても難しいのは歴史ものの常識です。
もちろんカルルクもアミルも美麗な顔立ちで素晴らしいです。
次に服装。
よくもまぁこれほどめんどくさい衣装を次から次へと描けるものだと思うくらいの圧倒的な情報量。
ペルシャ絨毯なんてめんどくさくてめんどくさくて仕方なかっただろうと思う。
しかし、衣装がしっかりしていれば、それだけでその世界観、風土になじみやすくなるので非常に大事なことであります。
あとはアミルさんの下着姿は非常に素晴らしいものであったと私はそう思います。
顔を赤らめて洗濯場へダッシュするお姿は非常に素晴らしいものであったと思います。
新しい着エロの形だと感心し、それと同時に非常に素晴らしいものだと思いました。
大事なことなので3度言いました。
次に夫婦の掛け合い
アミルさんデレデレで素晴らしいです。
カルルクが風邪をひいてオロオロするところは小さいコマながら、ガッツポーズをするほど素晴らしいものでありました。
カルルクが大人になろうとするところ12歳という微妙な年齢なのが、またいいですね。
人前だろうとどこだろうと惚れた女の前では一丁前の男でいたい。
かっこいいですね。
でも、いかんせん12歳。
年齢の壁は厚く、やはり姉さん女房にはリードされます。
そこを恥ずかしがりながらも受け入れるカルルクのやさしさ。
ここが彼の大人なところだなぁと思ってます。
精神的に大人ぶっても、肉体的にはいかんともしがたい歯がゆさ、カルルクの困るところが見たくて仕方ないです。
最後にストーリー
山を越えて嫁が来たよ。
↓
嫁は二十歳の姉さん女房。
↓
文化の違いで嫁さんおっかなびっくり
↓
結婚のあいさつをしにおじさんのところへ
↓
夫婦の知らぬところで嫁争奪戦
↓
アミルには子供がいるということでとりあえず戦争回避
↓
カルルク風邪をひく。
って感じ。
腹の中に子供がいると言った以上、子供を作らねばなりません。
でも、12歳と20歳の年の差カップルでHをどう描くのかがすごく難しいだろうなと思う。
どっちかがGOってなわけにはいかないだろうし、アミルさんからっていう感じになるのかどうなるのか・・・。
個人的にはアミルさんからGOのほうが絵的に楽しみなのですが。
なんにせよ次が楽しみ。
1年以内にでるといいなぁ(・ω・)
