フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

ブログ開設のきっかけ (2/3)

私がこのブログ「なにを読んでも なにを見ても聞いても フェルデンクライス」を始めたきっかけは

  1. 茂木健一郎さんのブログ
  2. 勝間和代さんの本
  3. フェルデンクライスの勉強会での出来事

と3つ(3段階)あります。


2. 勝間和代さんの本

の中で、「勝間流・アウトプット力を高める6つの技術」として

  技術1.自分独自のアウトプットを作って、インプット情報を自分で確かめてみる
  技術2.自分の学びを言葉で表現してみる
  技術3.自分の学びを数字に置き換えるクセをつける
  技術4.自分の学びから、情報を絞り込み、軸を発見する
  技術5.自分の学びをブログに統合して表現してみる
  技術6.自分の学びを本として出版する

を挙げられています。
その中の「技術2.自分の学びを言葉で表現してみる」がとても気になったのです。
これは、FPTP京都の昨年の第1セグメント(2007年4/27〜5/9)での、F・ワイルドマン博士(Dr. Frank Wildman)の言葉、「ノートを書くなら、その日の講義で自分が気づいたこと・学んだことを、身近な人(=フェルデンクライス・メソッドを知らない)に伝えるようなつもりで」にも通じると思います。('08.3/5付「フェルデンクライス・コースでのノートのとり方」

講師が言ったこと、本に書いてあったことをそのまま口にするのではなく、自分の言葉に変換してから話す。言葉にするには、自分なりに理解したり、感じたり、学んだりしていないと難しい。しかも、そのことを知らない、詳しくない他人にわかりやすく伝えることは更に難しくなります。

日常の本当に些細なことでも、身近な人に伝わらなくて、もどかしい思いをすることが多い私です。そのことを考えれば、「学び」や「気づき」を言葉で表現し、他人に伝えることの難しさに私は頭を抱えてしまいます。
現に、コース生どうし共通した気づきがあっても、互いが具体的な言葉にできず「目と目を合わせてうなずく」だけで終わる場面も多くあります。このままでは、両親や兄弟・友人・同僚に対して、私が仕事を休んでまで何を学びに行っているのかをいつまでたってもまともに説明できない、とあせり始めていたのです。 

―つづく―